ドル、対円で約4年ぶりに100円突破
[ニューヨーク 9日 ロイター] 9日のニューヨーク外為市場では、米労働市場の改善が示されるとともに、米連邦準備理事会(FRB)当局者があらためて資産買い入れペースを緩める可能性に言及したため、ドルが円に対して急上昇し、約4年ぶりに100円を突破した。
週間の米新規失業保険申請件数が2008年1月以来の低水準となったことが発表されるとドルは上昇を始め、午後早い段階にはオプション・バリアが破られて上昇が加速した。
http://jp.reuters.com/article/bizforex/idJPTYE94806H20130509
新規失業保険申請件数発表直後(日本時間21:30)は、それほど大きな動きはありませんでした。
そもそも事前予想が33.5万件、結果が32.3万件ですから、良好とは言ってもサプライズには程遠い結果でした。
「これでは100円は超えないだろう」と思っていたのですが、日経平均先物の夜間取引が終わる午前3時前になってするすると100円を超えていきました。
ニュースが騒がしかったのでリアルタイムで見ていましたが、結局なぜこの時間帯に上げたのかわからず、違和感のある上昇でした。