さて前回はアルバムの概要を記述したが今回は収録曲に関して!
まぁかなり間隔が空いたが気にしないで頂きたい。
それにしても今回、全収録曲の自分なりの解釈を書くに当たりこの1週間日本で一番『ザ・フー・バイ・ナンバーズ』を聴いたのはこの僕なのではないかと自負している(笑)
収録曲
①スリップ・キッド
いきなり6/8拍子。
もっとも、僕自身6/8拍子といわれても本質的に理解出来てない。解説に書いてあった。
同じリズム・パターンとしてはピンク・フロイドの「マネー」が有名、いやあれは7/8拍子か・・・。
とにかく、変拍子って良くわからないです。
素直にノリ難いってのはあるかも。
アルバムのトップを飾るにはパンチ力不足かな~。
②ハウエヴァー・マッチ・アイ・ブーズ
この曲のメインテーマの部分、手拍子を叩いていくと7、8拍目でリズムが跳ねる(という表現が正しいのか?)のが心地良い。
シンリジィの「エンジェル・フロム・ザ・コースト」(『脱獄』収録)という僕の好きな曲の中に度々同じリズム・パターンが出てくる。
このパターンを何というのかわからんが・・・これも変拍子なのか?・・・兎に角このパターンは好きだ!
③スクイーズ・ボックス
この曲はシングル・ヒットしたし1982年のフェアウェル・ツアーでも披露された、ある意味このアルバムの顔ともいえる曲。ポルカ風のリズムも心地良い。
直訳するとママのアコーディオンは近所まで聞こえちゃう位うるさいし、夜も眠れない的な歌詞ですが、英語がわかる人はわかりやすいと思いますが・・・いや、訳詞でわかるか・・・。
要は親の夜の営みの話。
そう云われて今一度歌詞を確認すると、入れて出して入れて出して・・・等思いっきりだよね!
まぁ、ちょい違うがRCの「雨上がりの夜空に」をイメージしてもらえば宜しいかと。
それとYouTubeにてアコースティック・セットながらボン・ジョヴィのカバーを観る事が出来る。
2010~2011(確認した限り)のツアーのセットリストに入っていたみたいで公演地によってはお客さんも一緒に歌っている。
♪入れて出して入れて出して~♪
ただし、これはザ・フーの曲として純粋に認知されて迎えられているのかボン・ジョヴィがツアーをしているうちにファンが後追いで認知したのかは良くわからない。
④ドリーミング・フロム・ザ・ウエイスト
この曲はアルバムの中で個人的にはほぼ別格な存在。
特にシングル・ヒットしたわけでもなく、演奏の時期も発売当時からキース・ムーンの亡くなる直前迄。
だがザ・フーにしては珍しくキャッチーなメロディ。それが半端なく心地良い。
そのメロディ・ラインはジョンのリード・ベース。
ギター・パートは3つ!
一つはアコースティック・ギターによるコードがメイン。
もう一つは気持ち良い位のパワー・コード。
そして、メインのパート。
これがいつになくシングル・ノートを多用している。
がアコースティックのパートが一番音量のあるミックスになっております。
歌詞はロック史上初のおなにーソングとして名高い「ピクチャーズ・オブ・リリー」の影響下にあり(かな?)、女性経験はしたがまだまだ俺の性欲は満たされないんだよね!みたいなとても格好良くはないが男ならわかるべ?みたいな歌詞。
兎に角!こいつだけは単身他のアルバムに乗り込んでいっても負けない気がする!
⑤イマジン・ア・マン
ロジャーって案外バラード系が良かったりする。
ザ・フーって代表曲にバラード系はあまり無いからね。
ったって「愛の支配」「ビハインド・ブルー・アイズ」とかあるがそれはバラードか?
バラードって個人的にはよくわからない部分がある。
そりゃKISSの「ベス」やらストーンズの「アンジー」は分かりやすいバラードなんだろうけど
一応(調べた)定義的にはあてはまっている
「シー・ミー、フィール・ミー/リスニング・トゥ・ユー」は?
「天国への階段」は?
「レイラ」は?
「ヘイ・ジュード」は?
本質的には理解出来ないでいる。
もっとも「ロックだよ!」
の一言で済むんであればそれはたいへん納得。
話を戻すが
「ギヴン・イット・オール・アウェイ」「ウィズ・アウト・ユア・ラブ」等寧ろソロにこそ、そっち系のヒット曲が多い。
それと『エンドレス・ワイヤー』の「ティ&シアター」の原型のようなイメージ。
TWOなら「ティ&シアター」でTHE WHOならこの曲みたいな・・・。
⑥サクセス・ストーリー
ジョンの作品。それにしてもジョンの曲はいつでも本当に骨太だ。
歌詞は自分達の事だか他のアーティストの事だかわからないがロック・スターを皮肉っている。
そんでもNo.1ソングあ~たら云ってるからザ・フーの事ではないな。
⑦ゼイ・アー・オール・イン・ラヴ
ニッキー・ホプキンスのピアノを堪能するならこのアルバムではこの曲が一番宜しいかと。
次の曲への繋ぎも宜しい。
⑧ブルー・レッド・アンド・グレイ
この曲は、ロジャーの『トミー・ツアー』で締めの曲として記憶に新しい。
僕自身、それまでこの曲の存在すら忘れていた。
ウクレレというと世代的に牧伸二や高木ブーというイメージが強く、どうしても笑いに結びつけてしまう。まぁハッピーな気分に成れる楽器というならそれで良いのかな?
遠くで鳴ってる管楽器。グッジョブですよ。
⑨ハウ・メニー・フレンズ
この曲は袂を分けた盟友、キット・ランバートやクリス・スタンプの事を歌っているのか?多分そうだろう。そうに違いない。いや、きっとそうだ。・・・そうだといってくれ!
で映画はどうなっている?
⑩イン・ア・ハンド・オア・ア・フェイス
まぁある意味らしいっちゃらしい曲。
『フー・アー・ユー』に入っていても違和感がないと思う。
が半端にらしい曲な為に陽の目をみる事がなかった曲でもあるんだよね。
LP時代は各盤の外周の方が音が良い(と言われていた)為、普通はアルバムの代表曲、或いはその候補曲が各盤の最初に収録される場合が多い。
しかしトータル・アルバム志向のザ・フーは最後(内周寄り)に決め打ちをする。
それは『トミー』『フーズ・ネクスト』『四重人格』の最後の曲のタイトルを確認すれば納得して頂ける筈。
まぁそりゃトータルアルバムだからそうなるけどさ!
でもそうでない『フー・アー・ユー』も最後はタイトル曲だし『オッズ&ソッズ』でさえ「ロング・リブ・ロック」という佳曲が最後を飾っている!
そんな状況の中この曲は良く今迄頑張って来たよ!
頑張ったの意味が良くわからんが(笑)
⑪スクイーズ・ボックス(ライヴ)
⑫ビハインド・ブルー・アイズ(ライヴ)
⑬ドリーミング・フロム・ザ・ウエイスト(ライヴ)
理屈抜きで演奏を楽しんで頂きたい!
これがザ・フーだ!
改めて思ったが地味なアルバムではあるがサウンドの明るさや軽さを多く含む作品は他のアルバムには見られない物である。
まぁ明るくて軽いからこそ、重圧感がなく明確なテーマもないが為にウリがなく地味になってしまったかな?という変な理屈が成り立つ。
また他の地味の根幹は(アナログ)シングルのA面ではなくB面志向だから!とも思えた。
アナログ時代確かにA面より良い曲があったりもしたし、実際にB面の評価が頗る良くA面になりヒットしたりする場合もあった。
しかしそんなの一つのアーティストに生涯に一度あるかないかである。
基本的にはやはりA面とB面には絶対的な壁が存在する。
だがB面に良い曲というのは確かに多数存在したのだ。
そのAB面だがこの作品のLP時代、本当にA面しか聴かなかった事を思い出した。
シングルはともかくアルバムの片面をあまり聴かないのはあまり無かったのでやはり何だかんだ能書きをいっても当時、好きで無かったのね。
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まぁかなり間隔が空いたが気にしないで頂きたい。
それにしても今回、全収録曲の自分なりの解釈を書くに当たりこの1週間日本で一番『ザ・フー・バイ・ナンバーズ』を聴いたのはこの僕なのではないかと自負している(笑)
収録曲
①スリップ・キッド
いきなり6/8拍子。
もっとも、僕自身6/8拍子といわれても本質的に理解出来てない。解説に書いてあった。
同じリズム・パターンとしてはピンク・フロイドの「マネー」が有名、いやあれは7/8拍子か・・・。
とにかく、変拍子って良くわからないです。
素直にノリ難いってのはあるかも。
アルバムのトップを飾るにはパンチ力不足かな~。
②ハウエヴァー・マッチ・アイ・ブーズ
この曲のメインテーマの部分、手拍子を叩いていくと7、8拍目でリズムが跳ねる(という表現が正しいのか?)のが心地良い。
シンリジィの「エンジェル・フロム・ザ・コースト」(『脱獄』収録)という僕の好きな曲の中に度々同じリズム・パターンが出てくる。
このパターンを何というのかわからんが・・・これも変拍子なのか?・・・兎に角このパターンは好きだ!
③スクイーズ・ボックス
この曲はシングル・ヒットしたし1982年のフェアウェル・ツアーでも披露された、ある意味このアルバムの顔ともいえる曲。ポルカ風のリズムも心地良い。
直訳するとママのアコーディオンは近所まで聞こえちゃう位うるさいし、夜も眠れない的な歌詞ですが、英語がわかる人はわかりやすいと思いますが・・・いや、訳詞でわかるか・・・。
要は親の夜の営みの話。
そう云われて今一度歌詞を確認すると、入れて出して入れて出して・・・等思いっきりだよね!
まぁ、ちょい違うがRCの「雨上がりの夜空に」をイメージしてもらえば宜しいかと。
それとYouTubeにてアコースティック・セットながらボン・ジョヴィのカバーを観る事が出来る。
2010~2011(確認した限り)のツアーのセットリストに入っていたみたいで公演地によってはお客さんも一緒に歌っている。
♪入れて出して入れて出して~♪
ただし、これはザ・フーの曲として純粋に認知されて迎えられているのかボン・ジョヴィがツアーをしているうちにファンが後追いで認知したのかは良くわからない。
④ドリーミング・フロム・ザ・ウエイスト
この曲はアルバムの中で個人的にはほぼ別格な存在。
特にシングル・ヒットしたわけでもなく、演奏の時期も発売当時からキース・ムーンの亡くなる直前迄。
だがザ・フーにしては珍しくキャッチーなメロディ。それが半端なく心地良い。
そのメロディ・ラインはジョンのリード・ベース。
ギター・パートは3つ!
一つはアコースティック・ギターによるコードがメイン。
もう一つは気持ち良い位のパワー・コード。
そして、メインのパート。
これがいつになくシングル・ノートを多用している。
がアコースティックのパートが一番音量のあるミックスになっております。
歌詞はロック史上初のおなにーソングとして名高い「ピクチャーズ・オブ・リリー」の影響下にあり(かな?)、女性経験はしたがまだまだ俺の性欲は満たされないんだよね!みたいなとても格好良くはないが男ならわかるべ?みたいな歌詞。
兎に角!こいつだけは単身他のアルバムに乗り込んでいっても負けない気がする!
⑤イマジン・ア・マン
ロジャーって案外バラード系が良かったりする。
ザ・フーって代表曲にバラード系はあまり無いからね。
ったって「愛の支配」「ビハインド・ブルー・アイズ」とかあるがそれはバラードか?
バラードって個人的にはよくわからない部分がある。
そりゃKISSの「ベス」やらストーンズの「アンジー」は分かりやすいバラードなんだろうけど
一応(調べた)定義的にはあてはまっている
「シー・ミー、フィール・ミー/リスニング・トゥ・ユー」は?
「天国への階段」は?
「レイラ」は?
「ヘイ・ジュード」は?
本質的には理解出来ないでいる。
もっとも「ロックだよ!」
の一言で済むんであればそれはたいへん納得。
話を戻すが
「ギヴン・イット・オール・アウェイ」「ウィズ・アウト・ユア・ラブ」等寧ろソロにこそ、そっち系のヒット曲が多い。
それと『エンドレス・ワイヤー』の「ティ&シアター」の原型のようなイメージ。
TWOなら「ティ&シアター」でTHE WHOならこの曲みたいな・・・。
⑥サクセス・ストーリー
ジョンの作品。それにしてもジョンの曲はいつでも本当に骨太だ。
歌詞は自分達の事だか他のアーティストの事だかわからないがロック・スターを皮肉っている。
そんでもNo.1ソングあ~たら云ってるからザ・フーの事ではないな。
⑦ゼイ・アー・オール・イン・ラヴ
ニッキー・ホプキンスのピアノを堪能するならこのアルバムではこの曲が一番宜しいかと。
次の曲への繋ぎも宜しい。
⑧ブルー・レッド・アンド・グレイ
この曲は、ロジャーの『トミー・ツアー』で締めの曲として記憶に新しい。
僕自身、それまでこの曲の存在すら忘れていた。
ウクレレというと世代的に牧伸二や高木ブーというイメージが強く、どうしても笑いに結びつけてしまう。まぁハッピーな気分に成れる楽器というならそれで良いのかな?
遠くで鳴ってる管楽器。グッジョブですよ。
⑨ハウ・メニー・フレンズ
この曲は袂を分けた盟友、キット・ランバートやクリス・スタンプの事を歌っているのか?多分そうだろう。そうに違いない。いや、きっとそうだ。・・・そうだといってくれ!
で映画はどうなっている?
⑩イン・ア・ハンド・オア・ア・フェイス
まぁある意味らしいっちゃらしい曲。
『フー・アー・ユー』に入っていても違和感がないと思う。
が半端にらしい曲な為に陽の目をみる事がなかった曲でもあるんだよね。
LP時代は各盤の外周の方が音が良い(と言われていた)為、普通はアルバムの代表曲、或いはその候補曲が各盤の最初に収録される場合が多い。
しかしトータル・アルバム志向のザ・フーは最後(内周寄り)に決め打ちをする。
それは『トミー』『フーズ・ネクスト』『四重人格』の最後の曲のタイトルを確認すれば納得して頂ける筈。
まぁそりゃトータルアルバムだからそうなるけどさ!
でもそうでない『フー・アー・ユー』も最後はタイトル曲だし『オッズ&ソッズ』でさえ「ロング・リブ・ロック」という佳曲が最後を飾っている!
そんな状況の中この曲は良く今迄頑張って来たよ!
頑張ったの意味が良くわからんが(笑)
⑪スクイーズ・ボックス(ライヴ)
⑫ビハインド・ブルー・アイズ(ライヴ)
⑬ドリーミング・フロム・ザ・ウエイスト(ライヴ)
理屈抜きで演奏を楽しんで頂きたい!
これがザ・フーだ!
改めて思ったが地味なアルバムではあるがサウンドの明るさや軽さを多く含む作品は他のアルバムには見られない物である。
まぁ明るくて軽いからこそ、重圧感がなく明確なテーマもないが為にウリがなく地味になってしまったかな?という変な理屈が成り立つ。
また他の地味の根幹は(アナログ)シングルのA面ではなくB面志向だから!とも思えた。
アナログ時代確かにA面より良い曲があったりもしたし、実際にB面の評価が頗る良くA面になりヒットしたりする場合もあった。
しかしそんなの一つのアーティストに生涯に一度あるかないかである。
基本的にはやはりA面とB面には絶対的な壁が存在する。
だがB面に良い曲というのは確かに多数存在したのだ。
そのAB面だがこの作品のLP時代、本当にA面しか聴かなかった事を思い出した。
シングルはともかくアルバムの片面をあまり聴かないのはあまり無かったのでやはり何だかんだ能書きをいっても当時、好きで無かったのね。
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