今振り返る、想い出のお店シリーズww
学生時代、先輩にたま~に連れて行ってもらった東京・用賀の台湾料理屋「青龍門」です(パチ屋ではないですよ、一応)。
世間知らずの若造だったオイラにとっては、色んな意味でインパクト絶大の店でしたね~。
写真はお店の外観です。
中央には、レトロな雰囲気タップリな日本家屋風の開き戸(玄関)があります。が、実はこれ「フェイク」・・・。どんなに頑張っても、開き戸は横に動きません。
初めて来た時、ココを無理やり開けようとして、先輩に笑われました。
実際には、開き戸に見える入口全体がドアになっていて、これを手前に引いて中に入ります。
さらに、中には秘密のボタンのようなものがあって、「青」「龍」「門」のボタンを押すと先へ進む。
なんとも遊び心タップリなお店でしたね。
中に入ると、薄暗い店内はお客で一杯。当時、かなりの人気店だったと思います。
で、何より驚いたのが、店内の壁一面に設置された「パチンコ台」の数々。
パチ屋で見たことのあるようなデジパチなどが、ズラッと並んでいました。
ちょっと趣向を凝らして、店内のオブジェとしてパチンコ台を使っていたんですね。非常に面白いコンセプトでした。
このパチンコ台、飾りではありましたが、実際に打つこともできました。
また、ある時間になると、全台一斉に大当りするという演出があり、店内は7セグの激しい点滅と、けたたましい効果音に包まれました。
普通のデジパチ以外にも、店オリジナルの面白台が置いてありました。盤面全体に無数のデジタルが配されたデジパチ、人の顔(口)からボロボロと玉が出てくる台、日本庭園のようなフィギュアが中に入っている台、世界最小のパチンコ台etc・・・どれもこれも不思議な台ばかり。
さて、飲み過ぎてちょっとトイレに・・・なんて油断してると、そこでも度肝を抜かれます。
トイレの個室に人が!・・・と思ったら人形なんですね。これじゃ、出るものも出ませんww
あ、肝心の料理も、大変美味しゅうございました。
本格的な台湾家庭料理の数々、どれもこれも本場の味(知らないけどw)で旨かったです。
こんな楽しいお店でしたが、残念ながら既に閉店してしまったとのこと・・・。ただ、この青龍門さんはチェーン店でして、他の店舗は各地で元気に営業されているようです。
今で言うところの「パチンコ・パチスロ居酒屋」みたいな感じで、なんともエキセントリックで遊び心に溢れたお店でしたね・・・。こんな不思議な店、また何処かにできないかなぁ。
ということで、若き日の思い出が蘇る世田谷の名店「青龍門」プレイバックでした。ではでは~。