2ちゃんは流石 | YNOのブログ

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半ズボン最盛期の昭和時代は今のハーフズボンと違い、公園や神社裏や電車などで
男の子たちの色っぽい姿や絡みのシーンが楽しめましたね。
今の皆同じズボンを穿くのとは違い、
容姿で如実に半ズボンと長ズボンに分かれていた感がしました。

507: []

>>504
あれは中一のときだった…
毎日通る通学路の鉄工所横の鉄筋で作られた骨組みだけの車庫の鉄柱に一日起きにウォッシュブルージーンズの半ズボンが裏返しにされてハンガーに掛けて干されている光景があった。
ある日の朝その前を通るとそこの玄関から母親に見送られながら元気な声で「行ってきます」と言いながらあのウォッシュブルージーンズの半ズボンを穿いた五年生か六年生くらいの男の子が出てくる姿が見えた。
あの子が穿いてた半ズボンだったんだな。その姿は脚長に見えて足元にはワンポイントの入ったハイソックスを穿いていた。
何日かしてその家の前を通ったときにあのウォッシュブルージーンズの半ズボンが干されているのがまた見えた。そのときに自分の足が何かに吸い寄せられるかのようにその車庫に干された半ズボンの前にいつの間にか行ってしまい
我にかえったときはハンガーから落ちないように半ズボンをとめてある洗濯バサミをブチッ!ブチッ!ブチッ!と外していて

508: []

ほのかに洗剤の匂いが漂うウォッシュブルージーンズの半ズボンを掴んで学生服の上着の下から放り込んで学校へ向かって歩いている自分がいた。
心臓はドキドキして自分でもしばらく何が何だかわけがわからずに学校に着いてからそのやってしまった事の重大さに気付いた。
でもそれを正直にその家に返しに行く勇気もなくせっかくだから家に帰ってから穿いてみようと思い半信半疑で心をときめかせながらその日の授業を終えて家に帰った。
家に帰ってドキドキしながらそのウォッシュブルーの半ズボンを穿いたらまるで自分の体系に合ったようにきつすぎず緩すぎずピッタリとジーンズの固い生地がフィットして
何度も半ズボンの前や後ろを手でなぞってジーンズ生地のザラザラ感を堪能してしまった。

509: []

その心地よさに寝るときも布団の中で穿いて寝る習慣が癖になってしまい毎晩のように布団の中で穿いてた。
でもその半ズボンを穿くたびに「あの子このウォッシュブルーの半ズボンがある日から突然無くなってどう思ってるんだろう?きっと困ってるだろうな…」なんてことを考えてしまった。

510: []

そしてやっぱり返そうと思って今夜一晩だけ寝るときに穿いて明日こっそりその家の車庫の下に置いておこうと思って最後の穿き心地をその夜に楽しんだ。
ところがその晩は寝相が悪くて夜中に布団を脱ぎだしてしまったらしく
隣で寝ていた母親に朝になって半ズボンを穿いて寝てる姿が見つかってしまい
「その半ズボンはどうしたのか?あんた中学になってから長ズボンばかりだったのにそんな半ズボン持っているわけない」とか問い詰められて
正直に通学路の途中の家の物干場から盗んでしまったことを白状させられてその日の夕方に親と一緒にその半ズボンを持って謝りに行かされました。
その半ズボンを穿いてた子と母親が出てきて「まぁ~そうでしたか?てっきり風でどこかに飛ばされて無くなっちゃったと思ってましたよ」と軽く笑顔で言って許してくれて
その半ズボンを穿いてた子も濃紺の新しいジーンズ半ズボンを穿いてて「ジーンズの半ズボン好きなの?僕も大好きだよ。格好いいもんね?」と言ってくれて
「その半ズボンよかったらあげるよ」と言ってくれてその子は六年生だったらしくその後に友達になって釣りとか水泳とかにいつも一緒に行くようになってそのときは勿論お互いにジーンズの半ズボンを穿いて出掛けていました。