まず手始めにデザイン経営について考えていきます。
用語としては定着したデザイン経営ではあるが、具体的に何を指すのか
何をしたらいいのかはつかみどころがないと感じている人は多いのではないだろうか。
参考資料として「デザイン経営」宣言をベースにその定義、意味を考えていきたい。
「デザイン経営」宣言 経済産業省・特許庁 産業競争⼒とデザインを考える研究会 2018年5⽉23⽇
https://www.jpo.go.jp/resources/shingikai/kenkyukai/kyousou-design/document/index/01houkokusho.pdf
一部を引用するが、ぜひ原本を参照いただきたい。
まずデザイン経営の効果はブランド力とイノベーション力とある。
キーワードについて意味するところを掘り下げてみる。
デザインをどうとらえるか
この中でデザインとは単なる製品の外見、意匠よりも広くとらえており、企業と顧客との接点において価値や意思を徹底させるとある。
つまり、製品だけでなくユーザー体験を提供することで企業としての価値を顧客にみとめてもらうことになる。
ブランド力をどうとらえるか
ブランドとは単なる知名度のことを指すわけでなく、その企業でないと代替できないと思わせる価値の提供とある。つまりユーザー体験から他には代替できないと思わせるだけの吸引力がブランドになる。
イノベーションをどうとらえるか
顧客視点で誰のために何をしたいのかという点で事業を構想していく。
これはデザイナーの仕事のやり方を事業にまで適用していくことであろう。
次回はデザイン責任者について考えてみたい。