こんにちは
今回は以下の本のポイントをご紹介したいと思います。
ジャスパー・ウ 著
デザインスプリント
最短で最良の答えを導く実践フレームワーク
スプリントとは短距離走のことです。
スプリントとはたとえでデザインの手法を使ったアジャイル開発的なものかと思います。
読む前は内容に思い込みがあり、これは意匠などのデザインを効率よくアジャイル的にするためのものかと思っていました。
実のところはUXデザイナー等が使うカスタマージャーニーマップやA/Bテスト、ユーザーからのフィードバックを意思決定に生かすというものです。チームを組んで5日間のワークショップの中で意思決定をすることを目指します。
意思決定というと、単純なデザインではUIのボタンの位置をどこにするとかもありますが、実際にはそのようなものではなく、もっと複雑で簡単には答えがでないものこそデザインスプリントが必要とのことです。
ブレインストーミングだと、アイデア出しだけで終わってしまい解決策の決定にまで至らないことがあります。
意思決定の前提となる制約(予算、期間、リソース等)を想定の上でユーザー体験の向上などデザイン手法を活用して意思決定まですることを目指しています。ある意味経営というのは制約の中での意思決定ですからデザイン手法を活用した経営ともいえるでしょう。
デザインスプリントを通じて組織としてのUX成熟度を高めていくことが、組織レベルで自然にUXが考慮されるようになることなのかと思います。
UX成熟度については丸山氏のNoteがたいへん参考になります。

