こんにちは
経済産業省と特許庁が2007年4月に発行した「戦略的な知的財産管理に向けて—技術経営力を高めるために—」と題された知財戦略事例集について続きとなります。
戦略的な知的財産管理に向けて
技術的な知財を特許出願すべきか、ノウハウとして秘匿すべきかというのは常に発生する悩ましい点です。
セオリーとしてはいわゆるオープンクローズ戦略で他社に開放するなら出願してライセンス料を得る
自社に閉じておくなら、ノウハウのまま非公開とするということです。
図 戦略的な知的財産管理に向けてより引用
もちろん特許をライセンスしないで排他的に自社だけで使うのもありですが、どこにもスキがないような
特許の束がないかぎり他社の参入をブロックするほどの牽制力を持てないと思います。
相当の数の束で隙間なくガードしないと特許網はかんたんに潜り抜けしまうでしょう。
このレポートには特許の群管理というテーマが出てくるのですが、これも別途考えてみたいところです。
図 戦略的な知的財産管理に向けてより引用
結局のところ、製品の目に見えるところは特許出願で
製造方法など外から見ることができない点はノウハウとすることになるのかと思います。
ただこのアプローチは製造する工程が複雑で真似がしにくいものでないと、すぐに追いつかれてしまうので製品の種類に依存するものでしょう。

