日曜日の夜は、近所の行きつけの
cafe KENT
で、安息の時間。
今日は『アイスラッテ・チョコレート』を。
午後6時過ぎのサービス品は『♪プリン~』。
〔安藤美姫選手はなぜ嫌われるか?〕
以前から何度も書いてますが、安藤美姫選手はスケートを始めたのが『星ヶ丘のスケートリンク』で、『東京から来たコーチの元で』なんです。
その後、星ヶ丘のスケートリンクが閉鎖されると、旧・愛知青少年公園のリンクをホームリンクにしてました。
すなわち、フィギュアスケート大国・愛知県の中でも、安藤美姫選手は『小塚崇彦選手の祖父(←まだ存命)が作った愛知県スケート連盟』の主流とは外れた所で指導を受け続けてました。
それは、次の2つの点からも証明できます。
1.トリノ五輪の際の中日スポーツでコメンテーターをされていた(愛知県スケート連盟の現在の本流の)『山田満知子先生』のコメントの中の一節に
「私は安藤美姫選手を一度も指導した事がなく、推測でしか言えないが…」
え?。
もし、安藤美姫選手が、「グランプリ東海(ってか『大須のスケートリンク』)所属」でなくても、例えば山田先生と近い関係者の指導の元で指導を受けていたなら、少なくとも「伊藤みどり選手を育てた名コーチ」山田先生の元に、「一度ウチの安藤を観てやってくれませんか?」位の話もあるはずで、同じ名古屋市内の名コーチと伸び盛りの選手の間にそれすら無いってことは…。
と、地元出身者としては考えてしまうわけですね。
2.実はそれより前にもっと驚くべき事が。
4回転ジャンプを女子で初めて跳んで、一躍時の人となったジュニア時代の安藤美姫選手が、最初にプロ野球の始球式に呼ばれたのは、東京ドームの巨人主宰ゲーム。
…???
愛知県スケート連盟は、中日新聞社とべったりの仲だから、自分の連盟の所属選手である安藤美姫選手を、よりにもよってスポンサーのライバル新聞社の始球式に派遣するか?。
伊藤みどりでも、小岩井久美子でも、浅田真央でも、小塚崇彦でも、ドラゴンズ以外の始球式には出さないだろ?。なぜ?。
と考えた時に、まだジュニアの時代の安藤美姫選手の立場が、「地元のスポーツウオッチャーにはよくよく判る…」ってモノです。
オマケに、トリノの前の大切な2年間、旧・愛知青少年公園のリンクは『愛・地球博の会場』となるため閉鎖。
練習場を失った安藤選手はアメリカに拠点を移すしかなくなり、もちろんリンクを使えなくなった他の「愛知県所属のミズスマシ」の選手も惨敗で。
もちろん、すぐ後に「伊藤みどり直系の浅田真央」という天才的選手が登場した理由もありますが、地元中日新聞系は「浅田真央重視/安藤美姫軽視の記事」に特化してました。(県スケート連盟と新聞社の関係によるもの)
で、他のマスコミも「浅田真央重視/安藤美姫軽視」になってしまった…。
だから、どれだけ優勝しても記事が浅田真央より小さくなる安藤美姫が、マスコミに「かまってちゃん」になるのは仕方がない訳で…ね。
あと、「なうコメ」で一番誤解してる人が多いのが、
「安藤美姫→在日」
という視点での批難でした。
実はこれについては、ゴシップ系週刊誌で「既にカタが付いている事実無根話」です。
というのも、こういう話は「自称・一般週刊誌」は書きませんが、ゴシップ系週刊誌で2004年頃に
「安藤美姫選手が、韓国での大会の後のミックスゾーンで、韓国の記者の一人から『なぜ在日を隠すのか』と質問されて困惑した。」
旨の記事を書いてました。
確かに「名前から『藤』を取って『安美姫』にすれば、韓国名として成立するから。」という点で、誤解していた韓国の記者も多いようです。
が、その記事では『では安藤選手がもし在日ならどのような事が起こるはずか?』という帰納法の検証をひとつずつ丁寧に行い、4つぐらいの事例の検証の結論として『安藤美姫選手は日本人である。在日というのは言いがかりor韓国にとって(キムヨナ本格派以前の)自己満足の道具に過ぎない。』と結論付けてました。
ただ、この「韓国の自己満足」というのはかなり深刻で、かつてはイチロー選手や松井秀選手、中田英選手までもが世界的な活躍をしたら
「日本で活躍する同胞」
と韓国の新聞に掲載されました。
松井と中田英は無視し続けましたが、イチローは数年後に韓国に招かれた時に(当時の)金浦空港での第一声が
「わっ、臭せ~、キムチ臭せ~。」
と叫んで鬱憤ばらしをして、集まった韓国マスコミを怒らせてイチローを在日だと言うのは止めました。
が、その後のWBCでのイチロー選手の
「今後30年は日本に手出しさせないように」
という挑発vs韓国マスコミの
「とにかくイチローだけには打たせるな。潰してやれ。」
という怨念の闘いとなって行くわけです。
現在キムヨナが全盛の時代、安藤美姫選手がキムヨナに勝って優勝しても、韓国マスコミは「韓国系でワンツーフィニッシュ」とは書きません。
「ヨナが日本の安藤美姫に負けたニダ」
と書きます。
それは、イチローと同じで「安藤美姫選手も韓国マスコミからは自国選手の勝利に邪魔な日本人」と判断しているから。
だから、この問題は既に解決済みかと思ったら、未だに誤解しとる人がいるんで…呆れましたね。
(匿名だからとアメーバに何を書いて良いってものじゃない!。ちゃんとウラを取って書けよ!。)
最後に…安藤美姫選手は「天才型の選手」で、今までほとんどの技を「大した苦労もなく身に付けた」というのは本当です。
ただ、出産を経て復帰した時に「筋力等の衰えが顕著」で、今までできていた技がイメージはあってもできない…って事で、苦手な筋トレとか率先してやりはじめたとか。
まあ、あと数ヶ月でどこまで戻るか解らないけど、ご本人の納得のいくまで精一杯やって欲しいです。
ただ、世界のフィギュア界では、名前的には
「鈴木明子/村上佳菜子」
では、世界でメダル迄には通用しないイメージがあるからね~。
結局「浅田真央頼み」になってしまう現状がある。
(長洲未来はアメリカ代表になってしまったから、日本国籍には戻せないし…。)
安藤美姫が100%戻っていれば、名前だけでも『安藤&浅田の2トップ』で他国にプレッシャーを掛けられるんだけどね。
〔選挙報道〕
投票時間終了。
視たくねーな。
だからカフェに。
だいたい現在の「ニュース番組ご意見番」とか言ってニュース番組の解説やってる爺さんたちは、1980年代終盤迄の「東西冷戦」の中で、『共産主義はこの世の楽園』とか『マオイズム(毛沢東主義)の文化大革命は素晴らしい政策』とか『日本も革命を起こして…』等という思想に共感していた人たちで、未だに頭の中が1980年代から進歩してない…いやむしろ頭脳の劣化で東西冷戦以降の社会構造についていけずに「東西冷戦の頃は良かったな~。西側の政治構造を批判していたら頭良く見えたのになぁ~。」って人たちばかり。
筑紫某みたいに死ぬまで東西冷戦ボケが解消しない爺もいたけど(苦笑)、基本的にニュース23の岸井とか、報道ステーションの「朝日新聞からの派遣解説者」など、現実云々よりも『理想を語るだけ』で、現実と理想を融合させる手段も知識も持ち合わせていない。
(つーか、奴らも心の中ではまだ『革命を起こして日本の政治体制を変えるのが…』とか思ってるかもしれないね。)
これからの報道に大切なコメンテーターは、
『きちんと現実を見てモノを語れる人』
であり、『理想と現実の間を埋めるだけの手段や方法論を持ち合わせている(←注:必ず成功するとは限らなくても)人』ではないかと。
選挙で誰にandどの党に投票するか…もそう。
今回選挙に行かなかった若い人でも、
『文句ばっかで実現性の無い公約しかしない政党』
や
『この先3年間、各党は何をやって何をやらなかったか?。』
を十分に見て、次の選挙には『3年間の総括』の票を投じましょう。
あっ、『総括』も左翼用語だ。
『総括』と言って思想が微妙に違う仲間を殺していたんだ。
『某・真理教』で使っていた『ポア』と同意かと。