久しぶりの更新になりすみません><
ゆっくりと考える時間が取れず、毎日忙しさに
追われている状態です^^; こんなはずではww

ところで、とある会に参加してきました。
(こういうことをしているからなんでしょうけどww)


このまま行けば2040年までに日本の896自治体が人口減少
などにより消滅するというデータが発表されています。
日本の人口自体も減少していきますが、特に地方域では高齢化
に伴い加速度を増しています。

先日のセミナーにも繋がりますが、地方創生について各都道府県
が取り組みを行っています。今回はこの1つの県のIターン受入れの
状況について知る事ができました。
やはり、受け入れ側としては30代位までの若者の定住を目指したい。
若者の雇用、農業支援、子育て支援は充実していました。

一方で、定年後の移住を希望する人が増えていますが、やはりどちらも
課題は「仕事」。現状ではシニアの年金需給までのインターバル収入を
確保する為の仕事がほぼないのが現状でした。

定年後に移住し、細々とアルバイトで生活費を補填
したとしても、現状で65歳から年金需給できるとしても、5年間
貯金を切り崩さなければ生活が難しい。試算の結果、一世帯あたり約1000万の
貯蓄があっても5年間の生活で底がつく事が分かりました。

高齢者施設は都市部に比べ1人あたり130%と充実しています。
(都市部は70〜80%程で足りない状況)

一方で、雇用を増大させる為の企業誘致も積極的に行われていますが
ここ数年のことなのでまだこれからといったところです。
地方部に企業を構える場合、雇用などが不足しているのが現状。
やはり若者の雇用を目指しているので、シニア雇用は優先順位が低い。
ただ、人口割合は高齢者が高い為雇用はマッチしづらいです。

そしてどんな場所でも仕事が行えるということで、地方域では
IT企業の誘致が多く行われています。

実際に今年から支社をオープンさせるというブースで話を聞きました。
市が格安でお試し事務所を貸し出した事が縁で、そのまま支社を
来月オープンすることになったそうですが、やはりプログラマーが
現地で確保できない事が最大の悩みだそうです。

そして、第二の目的として事務所を地域との交流の場として利用を
したいという思いです。恐らくこちらの理由が大きいと感じました。
どのように会社を運営していくかまだ手探りの状況だそうです。

人材をどうやって確保するかはどの企業も悩まれていました。
具体的な人材が不足、継続的な取り組みをする為の人材マッチング。
Iターンをしたいという人の希望する雇用先。

一連の事がつながりを持つには時間がかかりそうです。

私も今回の参加(ほぼ取材w)で色々な事を考えさせられました。
終活には早い年齢ですが、考えていかなければいけない時代です。

移住をしなくても今の場所で生き続ける事ができるのか。
たとえ、今の会社で定年まで勤めあげたとしてその後どうするのか。
その時に考えても遅いのではないかと思いました。