当初、1/11に鹿児島から打ち上げられる予定だったSS520ロケットは
寒波の影響か強風の為に打上げが延期になりました。
早くて土曜日以降とのこと。

このロケットの何が凄いかといえば、その大きさ。
このごろ大活躍のイプシロンよりもかなり小さい高さ9mのロケット。
今回搭載するのはスマートフォンなどに使われているカメラなどを利用した
両手で持てる程度の大きさで、かなりの小型人工衛星。

この打上げが成功すれば、農業などにとても役立つ情報を
活用するかとができるそう(稲の生育状況を田単位で見れる)

注目されているのは「低予算」。イプシロンもわりと低予算、30億ほどで
打上げができるようになっていたのですが、ここのところは世界的にも
宇宙事業の価格破壊が起きようとしています。

何かと話題のイーロン・マスクがアメリカで起業しているスペースXでも
低価格のロケットが製造されていますし、世界的にも民間企業も増え
今ひそかに宇宙開発事業競争が激しくなっています。

今回JAXAが打ち上げるSS520はたった数億円でできるため
世界からも注目されています。人工衛星も含め日本の民間企業
参入の足がかりとして欲しいとのこと。

SS520は1998年から打上げ実験が開始されてから今回で4度目。
うまく飛び立ってくれることを祈ります^^