今日は普段と少し毛色の違うお話です。
なんだか聞きなれない言葉ですが、ご存知ですか?
「食パンの袋をとじる”アレ”」の商品名と言った方が分かるかも^^;

wikiから一部引用しました。
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アメリカ合衆国のクイック・ロック社の創業者であるフロイド・パクストンが発明した製品で、米国で特許を取得している。
パクストンは包装機械事業を営んでいたが、1952年に顧客のリンゴ生産者から
リンゴを詰めた袋の口を簡単に閉じる方法はないかという依頼を受けバッグ・クロージャーの原型を発案。

この器具はリンゴ生産者の間で広がり、さらに製パン業でもオーバーラップ包装に代わって袋詰めが広まるにつれて使われるように。
1960年代にはクイック・ロック社の従業員が自動袋詰め装置を発明した。
クイック・ロック社はこれに対応したバッグ・クロージャーの自動結束機を開発し、市場は飛躍的に拡大した。
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と言う事で、国内生産は1社が独占生産しているだけだそう。

名前は知らなくても皆が知っているアレ。もしかしたら「アレ」の代表格かも。
でも使い道のないアレwww
と思っていたら実は色々な使われ方をしていました。

・ラテアートの型として(複数あればパズルみたいで可愛い?)
・アレに家電名を書き込み、タコ足配線の電源プラグの根元につけ間違い防止

などなど。
ペットボトルのキャップがリサイクルやボランティアに使われているように、
この大量のアレも何かにリサイクルできそうですね。


また、知り合いの子供さんは100社ある同業種の中でも30%のシェアを持つ
食品容器製造会社に就職されたそうですが、コンビニもなかった時代には大量の
トレーは存在していなかったはず。(ピコ太郎的な名前の会社です^^)

便利なくらしを作っていく中で、衰退する業種もあれば需要が右肩上がりのものも。
そういえば昔なかったもので、今当たり前になっているもの、結構ありますよね。

会社設立から10年以内に倒産する会社は9割を超えると言われています。
ましてや100年続く会社は相当の努力か地盤固めが必要です。

売った商品が100年売れ続けるのではなく、時代の流れにうまく対応してきたことや、
社会の仕組みにうまく組み込まれるような工夫があったからこそ。
ピコ太郎会社さんも、現在はリサイクルトレーの製造に力を入れておられます。

”アレ”のようにニッチな市場を開拓する余地は、まだまだあるのかもしれませんね^^