マンネリの語源は「mannerism」から芸術や作風などが型にはまっているもの・・

というのが本来の意味なのですが、日本ではやや否定的な言葉として使われています。
新たな魅力がみえない、ワンパターンなど「飽きる」というようなイメージでしょうか。

メディアや企業では今「大いなるマンネリ」を安定的なビジネスモデルとして目指そうとしている。
マンネリ、飽きられるという一番辛い山を通り越したもののことですね。

「大いなる」がつくと”王道”という表現に近いかもしれません。
企業はなかなかそのモデルが見出せません。ブランドイメージみたいなものですが、
続けるだけではなく飽きさせないことや、信頼があるというのも必要なのです。


私が子供の頃、祖母がよく見ていた「笑点」は私にとって面白さがあまり分からない退屈な番組でした。
大人になっても、その印象があり見ることはありませんでした。
ここ最近、たまたま笑点を見る機会がありましたが、近年上方にも毎日落語が見れる拠点ができ
落語の楽しさも知っていたので、ようやく面白さに気づきました。

まさに笑点は「大いなるマンネリ」のお手本ですね。

基本的な番組進行やテーマ曲は50年ほぼ変わりません。それでいて長く続くことができるのは
やはりそこに出る人たちが時代にあった笑いを持っているから。
その上、パターンはお決まりの為見る人にとってはむしろ安心感がある。
爆発的な面白さはないものの、「じわる」感があります。

マンネリを大いなるものに発展させる為にはとても大変です。
続けることだけではなく、内容はあきさせない工夫がありそれを重ねてようやく認められる。

あまり詳しくない噺家さんの世界ですが、弟子達が住み込みで24時間一緒に生活を共にしてこそ、
肌で感じるものや日常での会話から言葉のセンスを磨いていくのだろうなと思います。

その気遣いや絶妙な間をとってあのやり取りが成立していることをちゃんと理解してみている人は
少ないだろうけれど、見れば感じることができる。


歳を取っても一生ヘビメタは聴くだろうなぁ。演歌は聴かないな・・と思っていたけれど
笑点は歳を取るから分かる面白さがあるなと最近じわじわ来ておりますww