しばらくはゆっくり更新になります。明日から出張・・
昨日下書きの状態で間違ってあげてしまいました^^;
イイネをしてくださった方すみませんでした><
先日、とある映画のエキストラに応募し(副業禁止なので
ボランティアです^^;)出られることになりました。
エキストラも出る機会は比較的あるのですが、実際に「映る」
という事に到達するのはとても難しいことです。
今回の場合は映画でしたが、エキストラが約100人ほど居る中で
メインで画面に入る5人まで私は残ったのですが、直前で間引かれて
しまい本番で残ったのは2人。画面に入ることはできませんでした。
これはよくある話で、映ったとしても遠すぎて誰か認識もできない
こともあれば実際に撮ったとしてもカットされる場合もあります。
今回は、メディアの業界を離れて長かったこともありましたし
ずっと撮る側の立場でしたので、今回は撮られる側で現場を見たい
というのが主目的でした。
ですので、映らなくても概ね目的は達成したということで^^;
監督は名前を聞けば知っている方は多いと思います。通常の生活を
していたら会う機会はないでしょう。
主演は海外のトップスターだったそうですが、残念ながら私は
誰かよく知らず・・。確かに見栄えのある整った容姿の人でした。
私はカメラの側に立っていたこともあり、間引かれたあと何故か監督と
一緒にモニターチェックするという別の意味で貴重な体験になりました。
猛暑で炎天下の中、待機は数時間で撮影数分と言うわずかなチャンスで
OKが出たわけですが、撮影クルーと主演の俳優はじめ演者も多数居た
状態で助監督が指揮をとりながら準備を行いあとはカメラを回すだけ・・
というところで監督がやってきました。
(ご高齢なので炎天下で居続けることができなかったかもですが・・)
そして最後モニターチェックをして人を間引いたりする程度で
演者には話しかけないまま本番が始まり撮影が終わりました。
何か、その全体の雰囲気にとても違和感を感じました。
今回の撮影はスタッフや演者が無言・・。セット撮影ではなく自然な
状況下ですが誰も何も言わず、終始静かに事が行われていました。
けれど決してスムーズだったわけではなく、撮影自体は当初の予定から
大幅に遅れていました。問題もなくうまく行っているのとはまた少し
違う・・事前や別の場所で打合せをしているわけでもなく、そのような
場所もない現場です。
見ている限り各役割のコミュニケーションは図られない事はうまく
進んでいない原因のひとつのようでしたが、それを誰も埋めようと
しない様子に、私が持っていた感覚とのギャップを感じました。
私がいたころは時間がかかっても監督も演者もスタッフも、それぞれ
の立場で考え時には衝突もあったりしたわけです。それは立場などを
を超えた作品そのものを手がけるという目標です。
知人ともこの話をしましたが、メディア嫌いなので良いものを作るのが
本当の目的なら公開する必要はない。名声と金儲けが目的と言ってます^^;
そういう人が多いのもまた現実なので。
そうでない人もいますし、実際私は作り手側でしたが金儲けどころか
普通の会社で働くほうがよっぽど給料も良く生活も安定しています。
するのは仕事が「好き」という気持ちがないと続かない位過酷です。
少なくとも作り手の作品は世に出すわけで、何故出すかといえば
反応が見たいというのは素直な気持ちではないのでしょうか。
折角競争を勝ち抜き、チャンスを自分の力でつかんだところまでは
よいのですが、そこからが本当の始まり。その時の気持ちをなくさず
一生かけてそれを追求するから魅力のある映像になるのではと思います。
今回の撮影は待機をしながらほぼ1日見ていたのですが、気迫というか
思い入れというか・・そんな雰囲気はあまり感じられませんでした。
といっても切取った一日なので全てを見たわけではありませんが・・
ですが、あの状況での印象のない撮影だったものは、その後編集や
CGが加えられて上映時には全く異なる印象になるのでしょうか。
それとも、現場で感じたままなのかもしれません。いずれにしても
答えが分かるのは撮影が続いていますのでまだ先になりそうです。
それを見届けたいという気持ちもありますが、見る気持ちは萎えた
と言うのも正直なところです。
ここ最近TVなどもココロに響くものがなくなってしまいました。
臨場感が必要な番組まで、切り貼り前提での長時間の収録。
都合の悪いところは編集でカット。生放送でもなく一度きり、失敗が
できないという緊張感はやはり感じません。
TVや映画での映像からから流れる作品が人々の心を揺さぶり、
楽しませるという本来のエンターテイメント性が失われているように
感じます。私が時代遅れなのかもしれませんけれど・・。
気がつけば近年は、舞台やライブばかり観に行っていますね・・(^^;;
オリンピックでは勝負は一度きりだと選手達は自覚をしています。
失敗したら終わり、やり直しはありません。その為に人生をかけて
人並み外れた努力を惜しまず、たった1回の勝負に望む。
その過程があるから、見ている私達も心打たれるのだと思います。
メディアに限らず、どの仕事でもこの姿勢は同じだと思うのです。
ブログも同じで、書くことそのものは自己満足ですし公開する必要は
ないのでしょう。でもそこに書き手が何か求めている思いがあれば
集まってくる層も変化するのだと。
一期一会。今日はもう二度とやってこない。そんな気持ちで日々生きる
人の為に、できる限り時間を費やしたいと改めて思う出来事でした。
昨日下書きの状態で間違ってあげてしまいました^^;
イイネをしてくださった方すみませんでした><
先日、とある映画のエキストラに応募し(副業禁止なので
ボランティアです^^;)出られることになりました。
エキストラも出る機会は比較的あるのですが、実際に「映る」
という事に到達するのはとても難しいことです。
今回の場合は映画でしたが、エキストラが約100人ほど居る中で
メインで画面に入る5人まで私は残ったのですが、直前で間引かれて
しまい本番で残ったのは2人。画面に入ることはできませんでした。
これはよくある話で、映ったとしても遠すぎて誰か認識もできない
こともあれば実際に撮ったとしてもカットされる場合もあります。
今回は、メディアの業界を離れて長かったこともありましたし
ずっと撮る側の立場でしたので、今回は撮られる側で現場を見たい
というのが主目的でした。
ですので、映らなくても概ね目的は達成したということで^^;
監督は名前を聞けば知っている方は多いと思います。通常の生活を
していたら会う機会はないでしょう。
主演は海外のトップスターだったそうですが、残念ながら私は
誰かよく知らず・・。確かに見栄えのある整った容姿の人でした。
私はカメラの側に立っていたこともあり、間引かれたあと何故か監督と
一緒にモニターチェックするという別の意味で貴重な体験になりました。
猛暑で炎天下の中、待機は数時間で撮影数分と言うわずかなチャンスで
OKが出たわけですが、撮影クルーと主演の俳優はじめ演者も多数居た
状態で助監督が指揮をとりながら準備を行いあとはカメラを回すだけ・・
というところで監督がやってきました。
(ご高齢なので炎天下で居続けることができなかったかもですが・・)
そして最後モニターチェックをして人を間引いたりする程度で
演者には話しかけないまま本番が始まり撮影が終わりました。
何か、その全体の雰囲気にとても違和感を感じました。
今回の撮影はスタッフや演者が無言・・。セット撮影ではなく自然な
状況下ですが誰も何も言わず、終始静かに事が行われていました。
けれど決してスムーズだったわけではなく、撮影自体は当初の予定から
大幅に遅れていました。問題もなくうまく行っているのとはまた少し
違う・・事前や別の場所で打合せをしているわけでもなく、そのような
場所もない現場です。
見ている限り各役割のコミュニケーションは図られない事はうまく
進んでいない原因のひとつのようでしたが、それを誰も埋めようと
しない様子に、私が持っていた感覚とのギャップを感じました。
私がいたころは時間がかかっても監督も演者もスタッフも、それぞれ
の立場で考え時には衝突もあったりしたわけです。それは立場などを
を超えた作品そのものを手がけるという目標です。
知人ともこの話をしましたが、メディア嫌いなので良いものを作るのが
本当の目的なら公開する必要はない。名声と金儲けが目的と言ってます^^;
そういう人が多いのもまた現実なので。
そうでない人もいますし、実際私は作り手側でしたが金儲けどころか
普通の会社で働くほうがよっぽど給料も良く生活も安定しています。
するのは仕事が「好き」という気持ちがないと続かない位過酷です。
少なくとも作り手の作品は世に出すわけで、何故出すかといえば
反応が見たいというのは素直な気持ちではないのでしょうか。
折角競争を勝ち抜き、チャンスを自分の力でつかんだところまでは
よいのですが、そこからが本当の始まり。その時の気持ちをなくさず
一生かけてそれを追求するから魅力のある映像になるのではと思います。
今回の撮影は待機をしながらほぼ1日見ていたのですが、気迫というか
思い入れというか・・そんな雰囲気はあまり感じられませんでした。
といっても切取った一日なので全てを見たわけではありませんが・・
ですが、あの状況での印象のない撮影だったものは、その後編集や
CGが加えられて上映時には全く異なる印象になるのでしょうか。
それとも、現場で感じたままなのかもしれません。いずれにしても
答えが分かるのは撮影が続いていますのでまだ先になりそうです。
それを見届けたいという気持ちもありますが、見る気持ちは萎えた
と言うのも正直なところです。
ここ最近TVなどもココロに響くものがなくなってしまいました。
臨場感が必要な番組まで、切り貼り前提での長時間の収録。
都合の悪いところは編集でカット。生放送でもなく一度きり、失敗が
できないという緊張感はやはり感じません。
TVや映画での映像からから流れる作品が人々の心を揺さぶり、
楽しませるという本来のエンターテイメント性が失われているように
感じます。私が時代遅れなのかもしれませんけれど・・。
気がつけば近年は、舞台やライブばかり観に行っていますね・・(^^;;
オリンピックでは勝負は一度きりだと選手達は自覚をしています。
失敗したら終わり、やり直しはありません。その為に人生をかけて
人並み外れた努力を惜しまず、たった1回の勝負に望む。
その過程があるから、見ている私達も心打たれるのだと思います。
メディアに限らず、どの仕事でもこの姿勢は同じだと思うのです。
ブログも同じで、書くことそのものは自己満足ですし公開する必要は
ないのでしょう。でもそこに書き手が何か求めている思いがあれば
集まってくる層も変化するのだと。
一期一会。今日はもう二度とやってこない。そんな気持ちで日々生きる
人の為に、できる限り時間を費やしたいと改めて思う出来事でした。