昨日はTVニュースで日本の企業がついに経営判断を
行うサポートとして2019年に人工知能を導入すると発表
していました。それを発表し取り上げるということに
意義があると思います。

ばかげた話だと思う方もいるでしょうが、判断や評価に
導入を予定している企業は今後もっと増えていきます。
本当に今までにないスピードで進んでいるのです。

現在は幼稚な程度の知能かもしれませんが、学習能力があるので
AIは飛躍的な進化を遂げていくのだと思います。
ただ、今はまだ未熟なものですので頼りきりになり、魂まで
渡してしまわないよう、信念を持った経営陣である事を願いたいと思います。
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さて、前回②では答えを考えて導き出す力が必要だという
お話までをしました。

ところで、今の子供たちは生まれたときからネットやスマホが
ある環境で育ち「ITリテラシー」が自然と備わっています。
*=情報を使いこなす能力。大量の情報の中から必要なものを
 探し出し、課題に即して組み合わせ意思決定や結果を表現する
 ための基礎的な知識や技能のこと)

今統計を見ても50代以上で高齢の方になるほどPCの所持率は
低くなる傾向が見受けられます。数値だけでは一概に言えませんが
情報格差がかなりあるということが分かります。

また、今は身の回りのありとあらゆるものが便利になり様々な
使い方ができるようになった代わりに、複雑な機能をどう使うかを
自主自立で選択する生き方が求められています。
それは、個人だけではなく企業もまた同じなのです。

この流れは更に加速します。今後ますます増える情報のシャワー
をうまく活用するために、個人がITリテラシーを磨かなければ
情報に操られる人 - 操る(活用できる)人の二極に分かれる
ことになり、格差が埋められなくなっていきます。


近い未来には単調なものや今ある仕事が機械化されるだけではなく
人工知能を搭載し桁違いの沢山の情報から新しい答えを見つけ出す
新しい仕事の分野へも進出するのです。
例えば、犯罪の予兆が分かる、病気になる前の体の変化など・・
ヒトががんばっても解決できない事も明るい兆しが出るでしょう。

これからの時代に、ヒトはどう生きてゆくのでしょうか。

~~次回は最終話に進みます。