人工知能が小説執筆 文学賞で一次選考通過したという
ニュースが話題になりました。

これはSF作家で知られる「星新一賞」へショート
ショート4作品を匿名で応募し、選考通過したという
ことでした。応募資格も人工知能でもOKとの設定が
元々あり、星さんの世界にふさわしい展開ですね。

星新一と言えば、私が子供の頃本が好きでよく読んで
いました。懐かしいです^^話も短くまとめてあって、
SFと言う事もあり子供にとってはワクワクものの話でした。
(確か少し怖い話もありましたけど・・)

さて今回の小説ですがTVでも解説があったように、文章
そのものを書いたのは人工知能ですが、ストーリーなど
大まかな組み立てや、チェックなどはやはり人の手の介在
がまだ必要で、実際は8割程度が人が手助けをしている
ということでした。

この先、人工知能が急速に発展していけば人を感動させたり
おもしろがらせたりする作品を作ることができると考える
研究者も多く、開発に向けて日々試行錯誤が続いているそう
です。

今はどの人工知能も「人の役に立つ」ことを前提に研究が
進められています。
ただ、AlphaGo(アルファ碁)や小説を書く人工知能の
ように、少し娯楽要素が入ったものはどう思いますか?

広義という事では人がするかAIがするかの違いで、人の心を
楽しませたり、対戦の相手をするという事も人のサポートを
すると言う意味で必要なのでしょうね。一人暮らしの高齢者
との話し相手や見守りは急ぎ実現が必要な状況です。

人は、完璧でないから苦労するし面白いのであって、人工
知能もまだ発達途上の現在は同じです。未完成だからこそ
魅力があるのだと思います。

また、今は人に近づけようとしていますが人のコピーで
あればあまり面白みがないですね。AIだから人と違う何かが
できるようになり、初めてその面白さが開花すると思います。

ですので、私はあまり娯楽分野に関しては人の職業には
影響しないのではないかと考えています^^

そのうち、AIが自分の思いを小説にして世の中に出す事が
できれば、今まで人間が考えもつかなかった話が出てくる・・
そんな事を期待したいと思います。

本当に人工知能が自分の意思で小説を書いたという定義は
応募も自らの意思でしようと思って応募した・・
という所までたどり着かないといけないので、まだ少し先
の話ではないかな?^^