一般的に、ネコの知能は人間の2~3歳児相当だと言われて
います。私もそう思います。一緒に居ても人間の子供と変わりません^ ^

私も、生まれたときからずっとネコと暮らしていますので
個体差はあれど、賢いなぁと思うことが多々あります。
また、ネコ語はわからないけれど、なんとなく言いたい事が
判るので、ねこのきもちは判ってあげているほうだと自負(^^;; しています。

さて、過去にブームになった「バウ(ニャウ)リンガル」
を覚えていらっしゃいますか?わたしは無用の長物でなので
買いませんでしたが、今もあるのかな。と思って検索すると
iOSで「人猫語翻訳機」というアプリが引っかかりました。

当時ニャウリンガルは、買われた方のお話では「違うなー」
「そんなん言ってないと思うけどなー」という感想が多く、
開発者は本物のネコ好きではないのかな?と感じました。

ただ言えることは、本来ネコは無駄に喋らないのです。
野生?のネコは親に愛情を求める時に(ミルクが欲しい時など)
鳴く、又はオス同士の縄張り争いなどの際に威嚇する程度です。

人間に飼われると(特に去勢すると)子供のままでいますので
人に対して鳴くことで甘えたり、欲求を伝えるようになります。
(つまり鳴く=信頼されているということですね)

ネコには表情筋が少なく、喜怒哀楽もわかりにくいと言われますが
とんでもない!過去飼ってきた猫たちはどの子も表情豊かですし
感情が素直に顔に出ます^^;

我が家のネコは人間の行動をよく見ていて、忙しそうな時は
遠巻きにいますが、ゆっくりしていると「今いいですか?」
と断りを入れるので、どうぞ~と言うと膝に乗ってきたりします。

尻尾でもご機嫌はわかりますし、風呂上りには自分の匂いが消えて
いるため、あわててスリスリ(匂い=縄張り)してきます。
体調が悪い時は、人目につかない場所でひたすら寝ています。
ネコの感情や行動は鳴き声だけでは計り知れないものがあります。

まだアプリを使っていないので感想は書けませんが、普段は
役に立たなくても日々の声を学習をして、一番心配な体調の
悪い時にどんな風かを訳してもらえるのなら助かります。

*どうやらこのアプリは、実際のネコのサンプルを元に、
 人間の言いたいことをネコ語に変換して音声を発信する
 らしいです(^^;う~ん。アイディアは良い!けれど
 もっと膨大なサンプルと、学習機能が必要かもですね・・


ネコと同じにしてはいけませんが、認知症の方も徐々に解明
されてきています。私の祖母も全身麻酔をしてから認知症になり
入院しては病院を抜け出したり、何かを繰り返し話していますが
必ずそれには何かの理由があると思うのです。

それを判ってあげたとき、祖母はとても笑顔になりますし、
私の記憶は子供の頃で止まっているようですが、たまにしか
行けなくても、ちゃんと顔も名前も覚えていてくれています。

昨日書いた自分の記憶と言語の関係の体験もしていますし
やはり認知症の方も、ネコも当時の私も、周りが話してる
事はちゃんと理解をしていると思うのです。
ただ言葉が出せないだけで、じっくり待ったり、行動を見れば
話したいことも少しづつ理解できると思います。

人工知能がこの分野で活躍してくれれば、お互いがより良い
関係で苦痛を感じないコミュニケーションを図るサポートが
できるようになると期待しています^^