コンピュータはそもそもいつできたものなのか・・
少し過去へ遡ってみたいと思います。
色々な起源がありますが、計算機の始まりは「計算尺」
と呼ばれる定規を3本並べたようなものでした。
それを左右にずらしていく事で関数などの複雑な計算を
することができたのですが、それを使える人はごく一部の
人に限られました。科学者などはこれを用いて複雑な計算
をしました。
祖父母あたりの時代までは実際に使われていたようですが
実物は見たことがありません><
もうひとつの大きい数の計算はそろばんです。(起源は石を
使って計算するアバカス)
この二つを足したもの、「関数電卓」が登場するほんの最近
までは、このような道具を使っていました。
コンピュータはこの計算をさらに複数組み合わせて行うもので、
その結果として知りたいものの答えを見つけるというもの。
(計算機は、あくまで計算(演算)する道具)
最初の現代式コンピュータは近代ですが、歴史を過去に戻ると
なんと紀元前2世紀の古代ギリシャ時代にできた、アナログの
歯車式コンピュータの機械が最初だと言われています。
(20世紀に入り、沈没船の中から発見されました)
アバカスも同じ時期だったので既に古代ギリシャ時代は
かなりの知性や技術があったようですね^^
で、何のためにこの歯車コンピュータを作ったかというと、
天体の観測のためだったそうで、暦と時刻を合わせると
天動説での太陽や月の位置や満ち欠け、更には既に発見
されていた水星~土星それぞれの星の位置がわかるという
ものでした!
知りたい時期を指定するだけで、複雑な計算をして、天体の
運行を知ることができるということに驚きます。
正確な暦や気候を知ることは安定した都市の運営には欠かせ
ないものだったのでしょうね。
古代ギリシャで完成されたもののいったん途絶えてしまい、
その技術は18世紀まで空白になっていました。約1000年後に
歯車式の時計が登場するまで、精密な機械が作られることは
ありませんでした。
ところで、私の家にはジャガールクルト社のATMOSという
真鍮製の歯車式置時計があります。
(アトモスクラシック(←リンク)が正式名称)

1927年に初めて作られ、別名「永久時計」と呼ばれています。
四方はガラスで囲まれていて中には歯車がいくつもあります。
この時計はネジや電池は必要なく、気温差で小さな管の中の
ガスの体積が変化して1℃の差があれば2日位歯車を動かす
動力があり、約1分間に1周くらい、ゆるりと回る振り子を
飽きずによく見ています。(横から見ると歯車が美しい^^)
過去から物理学者たちが取組んでいた「永久機関」の仕組み
ですが、この時計は外部のエネルギーを必要とせず動き続ける
装置で限りなくその仕組みに近いものといわれています。
少し話がそれましたが、歯車式時計の出現ごろから現代の
コンピュータの登場まではもうひと悶着あります。
長くなるので今日はここまで・・^^
少し過去へ遡ってみたいと思います。
色々な起源がありますが、計算機の始まりは「計算尺」
と呼ばれる定規を3本並べたようなものでした。
それを左右にずらしていく事で関数などの複雑な計算を
することができたのですが、それを使える人はごく一部の
人に限られました。科学者などはこれを用いて複雑な計算
をしました。
祖父母あたりの時代までは実際に使われていたようですが
実物は見たことがありません><
もうひとつの大きい数の計算はそろばんです。(起源は石を
使って計算するアバカス)
この二つを足したもの、「関数電卓」が登場するほんの最近
までは、このような道具を使っていました。
コンピュータはこの計算をさらに複数組み合わせて行うもので、
その結果として知りたいものの答えを見つけるというもの。
(計算機は、あくまで計算(演算)する道具)
最初の現代式コンピュータは近代ですが、歴史を過去に戻ると
なんと紀元前2世紀の古代ギリシャ時代にできた、アナログの
歯車式コンピュータの機械が最初だと言われています。
(20世紀に入り、沈没船の中から発見されました)
アバカスも同じ時期だったので既に古代ギリシャ時代は
かなりの知性や技術があったようですね^^
で、何のためにこの歯車コンピュータを作ったかというと、
天体の観測のためだったそうで、暦と時刻を合わせると
天動説での太陽や月の位置や満ち欠け、更には既に発見
されていた水星~土星それぞれの星の位置がわかるという
ものでした!
知りたい時期を指定するだけで、複雑な計算をして、天体の
運行を知ることができるということに驚きます。
正確な暦や気候を知ることは安定した都市の運営には欠かせ
ないものだったのでしょうね。
古代ギリシャで完成されたもののいったん途絶えてしまい、
その技術は18世紀まで空白になっていました。約1000年後に
歯車式の時計が登場するまで、精密な機械が作られることは
ありませんでした。
ところで、私の家にはジャガールクルト社のATMOSという
真鍮製の歯車式置時計があります。
(アトモスクラシック(←リンク)が正式名称)

1927年に初めて作られ、別名「永久時計」と呼ばれています。
四方はガラスで囲まれていて中には歯車がいくつもあります。
この時計はネジや電池は必要なく、気温差で小さな管の中の
ガスの体積が変化して1℃の差があれば2日位歯車を動かす
動力があり、約1分間に1周くらい、ゆるりと回る振り子を
飽きずによく見ています。(横から見ると歯車が美しい^^)
過去から物理学者たちが取組んでいた「永久機関」の仕組み
ですが、この時計は外部のエネルギーを必要とせず動き続ける
装置で限りなくその仕組みに近いものといわれています。
少し話がそれましたが、歯車式時計の出現ごろから現代の
コンピュータの登場まではもうひと悶着あります。
長くなるので今日はここまで・・^^