技術的特異点は各分野が個々で進化し、繋がった
時だと思いますので、特異点までの動きを少し
法則の解説を引用しながら話をしていきたいと思います。

このブログで、一見バラバラで関係なさそうな
ものや過去未来を行ったりきたりと色々話を
書いてますが、一応順序だてを考えながら
書いているんですよ^^;

「森の視点」で一緒にみていただけたら嬉しい 
です。(時折ネタを挟みますがそれはまた別腹という事でwww)


▼「収穫加速の法則」とは、レイ・カーツワイルが提唱したもの。

一つの重要な発明は他の発明や進化とと結びつき
次の重要な発明の登場までの期間を短くして
イノベーションの速度を加速することで、科学
技術は直線グラフ的ではなく指数関数的に
進歩するという動きを表した法則。

これは技術革新のスピードだけではなく、有用な
情報量(広義としての)と定義される秩序などの
一般法則の下位法則として位置づけられている。


これはエントロピー増大の法則を考慮し、宇宙の
秩序増大に関する法則性を入れたものです。

秩序が指数関数的に成長すると、時間は指数関数
的に速くなる。つまり、新たに大きな出来事が
起きるまでの時間間隔は時間の経過とともに
短くなっていきます。

過去からのパソコンや身近なモバイルの進化を
見ると、スピードが少しづつ増しているのが判ります。

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▼進化のポイント(発表又は販売開始年)
1939年
・軍用マシンに「エニグマ」(ドイツ軍)が登場。
英国で作られたデジタルコンピュータ
 ↓
1946年:
「ENIAC」初の実用向けコンピュータ
真空管18,000本で重さ30トン!相当大きい(^^;
そこから段々と小型化・高速化。
 ↓
1985年
「Cray-2」クレイ・リサーチ社製スパコン発表
ベクトル型、Cray-1(5.5トン)の改良版。
 ↓
1987年
日本初の携帯電話(ハンディタイプ)発売
汎用化する最初の電話機
 ↓
1999年
日本でiモードのサービスを開始
 ↓
2007年
アップルがアメリカでiPhoneを発売
iOS搭載のスマートフォン
 ↓
2012年
Apple「iPad2」の性能が「Cray-2」と同等になる
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間を飛ばしていますが30年前のスパコン以上の
性能のスマホをみんなが手軽に持ち歩く時代・・

今の「京」を持ち歩ける位に小さくするのは、
もっと短期間で実現する事になるでしょうね。

こうして振り返ってもここ100年程の進化の
スピードは加速してるように思えますが今後は
もっと早くなります。

それが2025年の前特異点であり、2045年に各
分野が繋がり、技術的特異点となる。こうなると
もう人主導ではなくなっていきます。

最後にどの位の加速なのか言葉だけでは伝わら
ないのでイメージグラフを作ってみましたww
(他のを勝手にコピるのは嫌だったので)



↑こんな感じです。今も進化が早そうに見えても、
特異点以降のスピードはもっと早いということに・・
今はそのほんのちょっと手前。

この先、このグラフの上昇点が前倒しになっても
おかしくない状況。見届けてみたいです^^