お施餓鬼 | 林しん平 つれづれ日常マネジメント道

お施餓鬼


林しん平です。

先日、谷中にある妻の実家の菩提寺に出掛けました。
義母と一緒に岳父の新盆前に行われた「お施餓鬼法要」に参加してきました。
初めてのせいかインパクトがすごくありましたね。

私の生まれた信州諏訪でも昔からよく「お施餓鬼」の話題が上がっており必ず父母が交代で出掛けていたことを思い出します。
ただ、今までは話だけで実際を知らず、今回初めて「お施餓鬼」なるものを実感しました。

庫裏での簡素な食事に始まり300名を越す檀家の方々の出席、住職はじめ組寺の僧侶(15名)による読経、説教そして全員塔婆を持参しての墓参りなどお寺の総力をあげてのメイン行事で日常とかけ離れたとても充実した1日でした。

これを機会に「お施餓鬼」の持つ意味について調べてみると、次のような事が分かり先人の知恵の素晴らしさと心の豊かさに触れる事ができました。

・餓鬼に食物を施すことにより6道(地獄、餓鬼、畜生、修羅、人、天)のひとつである餓鬼の世界で苦しんでいる魂を救うための供養

・ご先祖さまとともに餓鬼に対して慈愛の心、救いの道を持つ供養(餓鬼は自分の力で苦しみから脱することが出来ない)

・先祖様を含むあらゆる生命、生きとし生けるもの、無縁仏などの全ての命に対しての感謝の念と供養

・私達の現実社会における餓鬼の世界の排除、自己反省(むさぼりの心など)を気付かせる機会の場