エラープルーフと問題解決 | 林しん平 つれづれ日常マネジメント道

エラープルーフと問題解決

林しん平です。

先日、グループ会社の年次フォーラムが開かれ参加してきました。
講演&懇親会が無料ということもあってか、300人以上が集まりなかなかの盛況でしたね。

この中でT大学、N教授の注目すべきお話(MS(*)の信頼性と人に起因する事故・トラブルの未然防止)があり、私が今まで気がついていなかった「なるほどなあ」と思ったことをご紹介したいと思います。
もしかして知っておられる方もいるかもしれませんが・・・・

それは人のうっかりミス(ヒューマンエラー)を防ぐ対策についてです。

従来の常識ともいえる

①エラーは注意力によって防ぐ
②エラーは教育・訓練によって防ぐ

といった対策が、教授の研究・実験により全く見当違いであったということです。

逆にいえば注意力をいくら上げても絶対的な効果はなく、教育・訓練をいくらやっても効果はとても少ないということです。
それらは、人間という動物の特性、特質に大きく起因するようです。

みなさん、これって信じられますか?

じゃぁどうすればいいの?
当然疑問を持ちますよね。

まずもって人間に期待をしてもダメだということみたいです。

人はミスをする
注意力維持は長続きしない

という特性があることを正しく認識し、問題解決のために人を作業方法(機械・機器、文書、手順、環境、システム)に合わせて無理やり対応させるようなことはせず、逆に発想を転換して、作業方法を見直してそれらを人間に合うように改善する事が重要ポイントと強調されていました。
この考え方を「エラープルーフ化」といって上述の5つの側面、原理があるそうです。

仕事、ビジネスだけでなく、日常の生活、子供の教育などでも何か応用できそうですね。
人間性の尊重という意味でも重要な考え方かもしれません。
問題が生じた時は、ぜひ皆さんも関係する作業方法に着目され、その改善処置にトライしてみてください。
そして、その結果、効果などについての感想も聞かせてください。



※MS: マネジメントシステム