陰翳礼讃(いんえいらいさん)

谷崎潤一郎の随筆。まだ電灯がなかった時代の今日と違った美の感覚を論じたもの。 こうした時代西洋では可能な限り部屋を明るくし、陰翳(陰影)を消す事に執着したが、 日本ではむしろ陰翳(陰影)を認め、それを利用する事で陰翳(陰影)の中でこそ映える芸術を作り上げたのであり、それこそが日本古来の芸術の特徴だと主張する。
(wikipediaより)


恥ずかしながら、内容はほとんど覚えていませんが
高校の国語(現代文)の授業で習ったこと(教科書に載っていたということですね)は
覚えていて、なぜかこの題名だけはずっと記憶に残っていました。

それ以来、この言葉をとくに意識することはありませんでしたが
今回、ふとしたことからこの言葉を思い出すことになりました。

きっかけとなったのは、JPN Tourでのこの曲の演出でした。

kenchanのPerfume Technofolio-SP01

kenchanのPerfume Technofolio-SP05

そう、スパイスです。


レーザーを使用することもなく
時にはモニターを消して
アリーナという大きな会場の中、3人だけを照らす照明

その照明も、時には3人の輝く表情を照らしたかと思えば
3人の表情ではなく、3人の姿(シルエット)を浮き立たせる

この演出を見て
私の頭の中に「陰影の妙」という言葉が思い浮かび
そして、冒頭に紹介した題名の記憶がよみがえってきたというわけです。

kenchanのPerfume Technofolio-SP03

kenchanのPerfume Technofolio-SP02

kenchanのPerfume Technofolio-SP04

kenchanのPerfume Technofolio-SP06

kenchanのPerfume Technofolio-SP07

この「陰影」の演出に、私は率直に感動しました。

そして、CDを聴いていたときには想像もつかなかった
凄まじい音圧、身体の底から揺さぶられる重低音に酔いしれました。

JPN Tourで、この素晴らしい演出を何度となく見ることができた幸せに感謝しつつ
こんな記事を書いてみました。


~DVDの特典映像にマルチアングルが収録されることを記念して~