第35回ひろしまフラワーフェスティバル

昨年を約8000人上回る、史上3位の169万2000人の人出で
大盛況のうちに幕を閉じたということです。

このフラワーフェスティバルで、文字どおり故郷に錦を飾った3人
その輝く3人の姿を見ることができたことの幸運に
感謝の気持ちを感じずにはいられません。


さて、はじめにお断りしておきますが
この記事は、いわゆるフラワーフェスティバルのレポではありません。

タイトルを見てもお分かりのとおり
私が過去2度にわたって書いた記事

フラワーフェスティバル出演に当たって思うこと

フラワーフェスティバル出演に思うこと~続き~

を受けた、まとめの記事です。


この記事は、3人に会うためにフラワーフェスティバルに行った私の想いを
総括して書くものです。

かなりの長文になることは間違いありませんし
場合によってはみなさんを不愉快な思いにさせるかもしれません。

その上で、もしお時間があって、読んでもいいよという方がいらっしゃるならば
お付き合いいただければ幸いです。





私は、Perfumeの3人がフラワーフェスティバルに出演すると知ったとき
おめでとう、よかったね。という気持ちと同時に

いまのPerfumeの人気を考えたとき
はたして混乱なく無事にライブを開催することができるのだろうか、という不安を感じました。



自信を持って「広島に帰ってきました」と言える3人の晴れ舞台
開催中止などということは絶対にあってはならない

その思いを込めて、上記の記事を書きました。

その記事で、私は
Perfumeファンのみなさんに、ファンとして恥ずかしくない行動をとってほしいということをお伝えした上で、次のような文章を書きました。


ですから、私は、3人を見たいがために

がむしゃらに突っ込むような行動をとるつもりはありません。

当日会場に行って、3人の姿が見られなかったとしても

3人の声が聞ければ
3人が、たくさんの地元広島のみなさんの前ですばらしいステージをを見せてくれて
地元が生んだ、そんな素敵な3人の姿を見た多くの方が喜んでくれれば

同じ時間、空間のすみっこに身を置いて

そのような温かい雰囲気を少しでも味わうことができれば
それで十分満足です。

ですから、私は

今回広島に行けることになったら
そのような雰囲気を感じるために、行くことにします。



その後、広島に行けることになった私は、前日の5月2日夜
最終の新幹線で広島に向かいました。

翌朝、午前8時前からファンのみなさんがカーネーションステージ前に集まり始めていることをホテルで知りました。
その時点で、私も会場に向かっていれば、石畳にに座って、間近で3人の姿を見ることができていたことでしょう。
私の心は揺れ動きました。


でも、私はその行動はとりませんでした。

その理由は、上に紹介した文章にあります。

このような文章をブログに載せて、公のものとした以上
私がそのような行動をとることは、言行不一致のそしりを免れないのではないか
私はそのように判断しました。

当日、私は、ステージに向かって左側、資料館側の立ち見のスペースで
3人の登場を待っていました。

当日会場にいらっしゃった方はお分かりのことと思いますが
責任者の方が、「一歩下がってください。非常に危険な状態に見えます。」と言っていた、あのエリアです。


多くの地元広島のみなさんに囲まれて、開演まで待ち続けました。
周りにはPerfumeと同年代の女性や、中学生、高校生もいっぱいいて
あまりの人の多さに「これじゃぁPerfumeは見えないかなぁ。ちょっとでもいいから見たいなぁ。」といった会話をしていました。

そのような中、あざやかなカーネーションカラーの衣装を身にまとった3人が登場
3人の歌声やMCは聞き取ることができましたが、3人の姿は、前の人の頭や腕のすき間から見えたり見えなかったりという状態でした。

そんな状況の中でも、私の周りにいたさきの女性や中高生たちは
ほんの一瞬、その姿が見えただけでも
「のっちが見えた!カッコいい!」「あ~ちゃんかわいい♪」「かしゆかキレイ♪」と
とても喜んでいました。

「やっぱスゴイね。」「広島の誇りじゃね。」といった言葉がどこからともなく聞こえてきて、私はあふれる涙をこらえることができませんでした。


今回のカーネーションステージ
前列に座っていたみなさんが、立ち上がって盛り上がりたいという気持ちを我慢してじっと座っていてくれたこと
立ち見のみなさんが、フェスのように前に突っ込むことなくその場で立ち続けてくれたこと

あの日、あの場所に集まった数万人の観客一人一人の良識で
大成功のうちに幕を閉じることができたといえると思います。

残念ながら、違法撮影などがあったようですが
それはフェスや他のライブでも多かれ少なかれ発生していることですし

今回のライブの成功は
すばらしいPerfumeファンの良識ある行動のおかげであると同時に
その何倍もの、一般の観客のみなさんの協力の賜物であると思います。

あの日、あの場所に集った全てのみなさんに
あらためて、感謝の気持ちを捧げたいと思います。



このような行動をとった私は、ファンとしては失格なのかもしれません。
広島に行きたくても行けなかったみなさんに対して、とても失礼なことだったかもしれません。

私は、自分のこの行動を正当化するつもりはありませんし
みなさんに分かってほしくて、この記事を書いたわけでもありません。

ただ、私が自分の信念に基づいてとったこの行動を忘れないために
この記事を書かせていただきました。

最初にも申し上げましたが、この記事を読んで不快に思ったみなさん
申し訳ありませんでした。




あの日、石畳の上で辛抱強く何時間も待ち続けたパフュブロガーのみなさん
本当にお疲れさまでした。
間近で3人の輝く笑顔やきれいな涙を見ることができたようで、安堵しています。

それから、私のこのような独りよがりな考えのために
みなさんにご挨拶に伺うことができなくて、大変申し訳ありませんでした。

みなさんに気を遣っていただくのも忍びなかったので
終演後もご挨拶は控えさせていただきました。

重ね重ねのご無礼をお許しください。



またライブ会場やオフ会でお会いすることがあったときには
こんな私でよければ、これからもお付き合いいただければ幸いです。



最後に、会場を後にするとき、偶然耳にした心に残る言葉をご紹介します。

Perfumeのライブ終了後、カーネーションステージ(平和記念公園)を後にする人波の中に身を置いて歩いていたとき
平和記念公園から途切れることなくあふれてくる人波を見て、たまたま通りががった(と思われる)スーツ姿の若いビジネスマン2人が交わしていた会話
今も頭から離れません。

「すげぇよ。こんなの見たことないよ。」


やっぱり、Perfumeの3人はとてもスゴイことを私たちに見せてくれたんですね。
あらためて、3人に出会えたことに感謝します。



最後までお付き合いくださったみなさん、ありがとうございました。