2011年3月12日
九州新幹線が全線開業しました。

鹿児島中央(かごしまちゅうおう)-新八代(しんやつしろ)間で
部分開業をしてから7年

新八代(しんやつしろ)-博多(はかた)間のこのたびの開通により
新幹線のレールが、鹿児島から本州までつながりました。

九州に住んでいる人間にとっては、とっても感慨深いことです。


この全線開業を記念して、JR九州がある企画をしました。
九州の、新幹線沿線各地の住民のみなさんへ呼びかけた企画

この企画に携わったJR九州のスタッフさんの想いが
同社のSiteで紹介されています。

長文になりますが、ここでも紹介させていただきます。


みなさん全員がずっと待ち望んでいた新幹線だから
その全線開業は、九州のみなさんとお祝いしたい。



きれいごとではなく、後付けの理屈とかでもなく、
わたしたちは、本気でそう考えて、この企画をはじめました。

ならば広告も、ただ全線開業を伝えるだけじゃなく、
九州のみんなでその喜びをわかちあえるものにしたい。
主役も新幹線ではなく、
九州のみなさん一人一人のほうがふさわしいのではないか。

毎晩のように、明太子をつつきながら、会議は重ねられました。
辛子蓮根だったときもあります。薩摩揚げだったときもあります。
会議のたびに、テーブル上では、オツマミと企画が二転三転しました。



そして、最終的に落ち着いたのが、この企画です。


開業前に、カメラをのせた7色の新幹線が、
鹿児島中央駅から博多駅まで走り、
沿線上に集まってくれた九州のみなさんを撮影する。
そのときの笑顔や手をふってくれる姿を、みんながひとつになる様子を、
全線開業時の広告として発表したらどうだろう。
名づけて、九州縦断イベント。
「ほんとにみんな集まってくれるのだろうか」という一部の冷静な意見に耳をふさいで、
やや興奮状態のなか、準備は進められました。
が、新幹線のための作業のわりに、その進行速度は在来線の各駅停車並み。
そのことをここに書くと、長い愚痴になるので、ひかえさせていただきます。




いよいよ迎えた、2011年2月20日10時55分。


7色の新幹線は、鹿児島中央駅を出発しました。
新幹線のなかからその様子を見ていたスタッフによると、
沿線上に人の姿が途切れることはなかったそうです。
みなさん全員が大きな笑顔で、大きく手を振ってくれたそうです。
やさしいと思っていた九州のみなさんは、
思っていた以上にやさしい人たちでした。
集まってくれた人数は、15,000人とも20,000人とも言われていますが、
その正確な数字は分かりません。
分かっているのは、あのとき、ほんとうに、九州はひとつになったということです。
スタートの鹿児島ではあいにく小雨模様だった天気も、熊本であがり、
博多では晴れ間がのぞいていました。
そしてゴールの瞬間、九州には7色の虹がかかりました。



あの日、集まってくれて、ほんとうにありがとうございました。


みなさんのおかげで、
日本一幸せな新幹線をおくりだすことができました。
これからも、みなさんといっしょに走ってゆきます。



全線開業の前日に発生したあの大災害を受けて、放映が中止されていましたが
今日から九州地方で放映が再開されます。

JR九州のSiteでもご覧いただけますが
ここでも、紹介させていただきます。




1週間後、この夢を運ぶ列車に乗って、隣の噴水へ
みなさんに会いに行きます。

お会いできるみなさん、どうぞよろしくお願いします。