昭和天皇の弟である三笠宮崇仁親王の子、高円宮憲仁親王の娘典子女王殿下と出雲大社禰宜千家国麿氏との婚約内定が発表されましたね
なんかよく解かり難いでしょうが要するに典子さまは天皇陛下の従兄弟の娘で、皇太子や秋篠宮殿下にとっては又従兄弟にあたる人です
お相手の千家国麿という方は先祖をたどればスサノオの命から始まる家柄で、何とも言えない『marriage of Ancient lineage』って感じです
この血筋のストーリーをざっくり解説してみましょう
イザナギとイザナミの兄妹神が多くの子供を作った後、火の神であるカグツチを産んだことで母イザナミの体を焼いてしまい死んでしまいます(カグツチは父イザナギによって殺される)
妻を忘れられないイザナギは黄泉の国に迎えに行くものの、化け物のような姿になっていた妻を見て「うわっキモ!」と思わず呟いてしまいました
怒ったイザナミに追いかけ回され、何とか逃げ延びたイザナギは黄泉の穢れを濯ごうと体を洗うと、そこからまた多くの神々が生まれ最後にアマテラス・ツクヨミ・スサノオの姉弟神が生まれたのでした
最後に最も貴い神が生まれた事を喜んだイザナギは世界の統治を彼らに任せ身を隠します
しかし母を恋しがって泣くばかりのスサノオが仕事を果たそうとしないので、イザナギはクビにして放逐してしまうのでした
§ ^ω^)§「むしろラッキーw、マッマに会いに行くわ」
と黄泉の国に旅立とうとするスサノオでしたが、姉アマテラスに挨拶していこうと、姉のいる高天原に立ち寄ります
乱暴者のスサノオが高天原を奪いに来たと考えたアマテラスは、神々と共に戦支度でスサノオを出迎えます
その仰々しさに驚いたスサノオは身の潔白を証明すべく占いを持ちかけるのでした
川;´д`)リ 「えっ何でそうなるの・・・?」
§ ・ω・)§「まあいいじゃん」
互いの持ち物を交換して噛み々々したところ、スサノオからは女神が生まれアマテラスからは男神が生まれた事で、スサノオは自分からか弱い女神が生まれたのは害意がない証拠だと訴えるのでした
川;´д`)リ 「何か納得できないんだけど・・・」
この時スサノオから生まれた女神が後の宗像三女神であり、アマテラスから生まれたのがオシホミミ(天孫降臨するニニギの父)やアメノホヒなどでした
このアメノホヒ(天穂日命)が千家氏の先祖となります
疑いが晴れたことで舞い上がったスサノオが喜びのあまり高天原を壊し、アマテラスが可愛がっていた機織りの女神を殺してしまうと、最初は疑っていた手前大目に見ていたものの遂には怒って天岩戸に籠ってしまいます
太陽神が隠れて世が闇に包まれてしまいましたが、八百万の神々が大宴会を開いて気を引かれたアマテラスが顔を出したところを引っ張り出して事無きを得ます
騒動の責任を取らされたスサノオは高天原を追放されますが、元々挨拶に立ち寄っただけなのでスサノオは大して気にしません
地上に降りたスサノオはヤマタノオロチを退治したりして、出雲の国の前身となるような国を作りました
本格的に出雲の国作りをしたのはスサノオの息子(又は子孫)である大国主の命です
J ^ω^し 「大国主でーす」
スクナビコナや自らの和魂(分身の様なもの)である大物主の力を借りて出雲を発展させますが、今回はバッサリ割愛します
J;^ω^し 「え・・・」
しかし、いい感じに発展してるのを見たアマテラスはこれを欲しがり息子のアメノホヒを派遣し交渉させます
∫ ´д`)∫ 「って訳で国譲れってマッマが言ってるんですけど~」
J;^ω^し 「いきなりそんな事言われても」
∫ ´д`)∫ 「ですよね~」
なぜか2人は意気投合してアメノホヒは大国主の配下となってしまうのでした
川;´д`)リ 「何でアメノホヒは帰ってこないの!?ちょっとワカヒコっ行って見て来なさい!」
ф ´д`)ф 「は~い」
こうして派遣されたアメノワカヒコですが大国主の娘と恋仲になってしまい、こちらも帰って来ず
川#´д`)リ 「どいつもこいつも~、タケミカヅチっ!無理矢理でもいいから奪い取っておいでっ」
ζ ´д`)ζ 「うぃーっす」
建御雷命は武力を背景に大国主に国譲りを迫ると、それまでのらりくらりとアマテラスの要求をかわしてきた大国主も弱気になって自分はもう引退したんで息子に返事をさせると答えるのでした
ζ ´д`)ζ 「で、坊ちゃんのご返答は?」
J ・ω・し 「いいよ」
J;^ω^し 「え!?」
ζ ´д`)ζ 「だそうですが?」
J;^ω^し 「しょうがないね・・・じゃあ国を譲る代わりに、私の隠居所に天の御子が住むような大きな宮殿を作ってよ」
ζ ´д`)ζ 「承知」
こうして作られたのがご存知『出雲大社』で、十代崇神天皇の時代にアメノホヒの11世孫を出雲国造に定め、この子孫が千家国麿氏になるそうです
一方出雲を譲られた(?)アマテラスは息子のオシホミミに地上に降臨して支配せよと命じますが、怖気づいたオシホミミはこれを辞退、オシホミミの子のニニギが改めて地上の支配者として多くの神々を従えて降臨しました(天孫降臨)
このニニギの血脈が現在の皇室に繋がるわけで、数千年前にオシホミミとアメノホヒの兄弟から分かれた血脈が現代で再び相見えることになったわけです
何かに似てるなと思ったら
これですわw
ちなみにムスカの年齢は28歳でシータは13歳、千家国麿氏は40歳で典子さまは25歳で奇しくも同じ15歳差w
ラピュタというより『カリオストロの城』の方が世界観的に近いでしょうか(?)
ラピュタの正統王家の子孫であるリュシータ姫と、かつてそこから分かれた分家の王族の子孫ロムスカ
カリオストロ公国の継承者クラリス姫と、摂政として陰から公国を支えてきた伯爵ラザール(あの伯爵に名前があった!?)
宮崎アニメなら結婚式の当日に主人公が姫を奪いに闖入して来るのでしょうが、それはさすがに・・・
もっとも宮崎アニメと皇室の関係で言えばこっちのお方
黒田氏も気を利かせて赤い礼服にマント&サーベルを身に着けるべきではなかったのではないでしょうか
これなんか完全に一致w
( ・ω・) 「きっとサーヤ様もひそかに期待して・・・!?」