4月29日に行われた日露首脳会談での記者会見のひとコマ
TBS政治部の緒方とかいう記者が「北方領土は今ロシアが開発を進めてる事をどう思うか」という趣旨の質問を行いました
「お前はその下らない質問を続けて交渉を妨害したいのか?その気ならこっちもやってやんぞ?」
「それをどーすんのか話し合おうってやってんだろ?テメー今後ろの野郎からカンペ貰って読んでるだろ。そんな事も紙見なきゃ言えねーのか?(#・д・)ペッ」(超意訳)
と静かに激怒します
会場も失笑に包まれた様です
ちなみに今回、世界に恥を晒した緒方と彼にカンペを渡したとされるのは、彼の上司であるTBS政治部長の龍崎孝とかいう人
昨年末の政権交代後に単独インタビューを申し込んだ際、一国の首相を前に足を組んで質疑を行った礼儀知らずです
首相を前にしても全く動じなかった俺カッコイーとか思ってそうですね
http://matome.naver.jp/odai/2136724349220969001 NAVERまとめ TBS記者、プーチンをブチ切れさせる
ネットでも話題となり共同会見の直後から取り上げられています
するとTBSの中の竹田圭吾とかいう人が
「アホか。ブチ切れさせてなんぼでしょうが。」
https://twitter.com/KeigoTakeda/status/328883194051047424
とツイートして火に油を注ぎます
中国の習近平や韓国の大統領には決してこのような言動はしない癖にとつっこまれています
※元々日本のマスコミは産経新聞以外は中国との間に日中記者交換協定という物を結んでいて、中国共産党に不利益になるような報道をしない事になっています
また毎日新聞や朝日新聞は戦後、反体制を気取る姿勢で知られる厨二病的ジャーナリズムです
戦前戦中はイケイケゴーゴーで日本を戦争に煽り(軍部や政治に強制されたのではなく、自主的に世論誘導というか洗脳して日本を戦争に追い込んで行った)破滅へと導いた新聞社でした
終戦の翌日から自らの罪には口をつぐんで軍国主義を非難し、自分達は一貫して民主平和主義を唱えてきたかのようなフリをしてきました
戦後は某在日勢力に乗っ取られ反体制が反日・特定アジア擁護の機関紙と化しています
フランスではカルト認定されている某宗教団体(現連立政権に参画している某政党を抱える)の機関紙である聖教新聞を、何故か印刷してるのも毎日新聞なのは余り知られてません
朝日新聞は従軍慰安婦の捏造や政治家の靖国神社参拝を問題視し、この反体制キャンペーンに乗った政治家が騒いだ事で中韓はこれが日本の弱点だと認識し外交問題にしたのです
戦後に入社した世代は反体制というより反抗期をこじらせただけとも言えますが、中身的には「我々はあしたのジョーである」(www)とか言って旅客機をハイジャックして地上の楽園に行ったり、山に籠って革命ごっこに興じた挙句に身内の粛清と称したリンチ殺人を繰り返したり、国際的に連携しなきゃね(ゝω・)vキャピ と中東に行って軍事訓練に勤しみ空港での乱射テロ事件を起こしたバカ共と同じレベルです(行動できない分ヘタレとも)
プーチン大統領のこの反応はどうも日本のジャーナリズム、特に毎日新聞・TBSというところがどんな会社なのか知ってるようですね
まあ元KGBなので当然と言えば当然なのですが
本来記者会見というのは主題についてはとっくに説明を受けて双方が理解してるわけですから、細部を補完するような質問をすべきなのですが、
この記者は主題の部分をなぞった質問しかしていないので、される側が怒るのも当然のことです
例えば今、政権交代して野党に転落した民主党の代表(今って誰でしたっけ)にインタビューしたとして
「昨年末の総選挙では国民は民主党に投票しなかったと思われますが、これについてどう思いますか」
なんて分かり切った質問ををしても意味がありません
TBSがこの交渉を壊したいとでも言う様な質問をした背景については、中国の反応を見れば納得できます
「プーチン大統領が安倍首相に冷や水を浴びせた」
「安倍氏が言う『大きな成果』は具体性がなく、共同声明は問題解決に向けた政治的意欲と外交姿勢を示しただけだ」と指摘。プーチン氏が共同記者会見で、領土問題について「明日にでも解決するという意味ではない」と述べ、慎重姿勢を崩さなかったことを強調した。(新華社など)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130430-OYT1T01009.htm?from=top
つまり『成果がなかった』と強調するというのは、『成果がなかったらいいなあ』という願望の裏返しであり、
国民向けのプロパガンダに留まらずそれを言ってる内に自分でも信じてしまう、中国や韓国の政府やマスコミがよくやる『精神勝利法』という手法です
中国は自分達の影響下にある毎日新聞TBSを使って日露関係の修復を妨害させようとしてる、と見ても言い過ぎではないと思うのです
おそらく毎日新聞と系列の各地方紙・TBSは北方領土問題の解決について悲観的な報道を始めるでしょう(朝日新聞は新聞社に対する課税の件等で安倍内閣に土下座したとも言われてるので、どう反応するかわかりませんが)
交渉が進めば進んだで四島一括返還でない!安倍外交の敗北!!と騒ぎたてるのは明白です
この会談ではプーチン大統領が(面積での)等分方式で北方領土を分けあう案を非公式に示したとか
2島(歯舞・色丹)-2島(国後・択捉)では差があり過ぎて日本の世論が納得しないでしょうし、4島返還はロシア世論が許しません(ロシア人は『戦争』で獲得した領土への執着心が半端ない民族です)
会談前からプーチン大統領は引き分け・痛み分けでの解決と言ってました
これまでロシアはノルウェー・中国等とも領土問題を抱えていましたが、この等分方式で解決した実績もあるからです
こうして見ると北方領土は結構大きいのがわかります
この方式だと、戦後日本が初めて『国境』を持つ事になるわけです(戦前は樺太南部が日本領だったのでソ連との間に国境があった。日本に併合されていた朝鮮の北辺は満州国などによって実質的な国境ではない状態)
この分け方だと択捉島の1/4程度が日本領となるわけで、ここをかつての『出島』のようなロシア貿易の拠点となる特区として自由に出入り出来るようにする、なんて事も有り得るかもしれません
安全保障上はロシアと国境を接するなんてガクブルものですが、いざ日露間で有事となった時には日米安保発動ですぐに取り返せるのだから序盤戦で奪われても大した事はないでしょう
ロシアは伝統的に国内外問わず約束とか条約を守った試しがないと言われるほど信用のない国ですが、その政治基盤が人気だけで成り立っているプーチン大統領だけにカリスマ性に陰りが生じるような2枚舌は使えないでしょう(ちなみにそのロシアでさえ辟易するのが中朝韓の特亜3国)
それは同時に世論を裏切れないという事にもなります
一般的なロシア国民は北方領土問題にはさして興味はないとも言われますが、『戦争で手に入れた領土』というナショナリズムに火がつくと手放すなんて許さないと言い出すでしょう
どのみちこれは日露の国としての交渉と言うより安倍とプーチンの個人的な信頼関係の上にたった交渉と言えるので、どちらかが政権の座から降りればこの問題は実質的にリセットされる事になると思います(民主党政権なんて相手にもされてなかった事からも明白)
安倍首相の次にまた麻生財務大臣が政権を引き継げば、ある意味安倍以上にプーチンに評価(人柄を)されてるので交渉はそのまま継続できるでしょうが、
逆にもしプーチンが失脚するような事になれば北方領土問題の解決は数十年は遠のくとみて間違いありません
今回の首脳会談にあたって安倍首相は日本製のスキー板&ウェア一式を贈り、プーチン大統領は日露の最初の公式な交渉となった日露和親条約の結ばれた1855年物のワインを贈ったとか
単純に考えれば日露関係を1855年に戻って1からやり直そう、というメッセージに思えます
こういう外交上の会談ではパーティのメニュー、ワインの銘柄、飾られる花などにメッセージを込めるのが通例というか、相手の教養を試す遊びのような意味があるのですが、
もうシーズンオフだろうにスキー用品って…もうちょっとセンスのある品を用意出来なかったんですかね
一応、来冬にせまるソチ五輪の成功を願うって感じなんでしょうが
( ・ω・) 「『好きな日本食は何ですか?』とか聞かなかっただけマシと云うところでしょうか」