輝けぬ道~デフィーティングロード~ | Dream Box

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このブログの内容は5割の誤解と4割の勘違い、2割の嘘で成り立っています

http://japanese.joins.com/article/654/166654.html?servcode=300&sectcode=330 2017年に韓国初の月軌道船の打ち上げ推進

朴槿恵(パク・クンヘ)次期大統領が昨年12月の大統領候補3次テレビ討論で、「2025年までに月着陸船を送るという計画があるがこれを操り上げたい。2020年に月に太極旗がはためくだろう」

2017年までの1次月探査に必要な予算は4000億ウォン(約336億円)と推算された。


(;・ω・)「・・・・・・」


どこからツッコメばいいんでしょうかw

まず、アメリカがアポロ計画に費やした費用は当時の金額で250億ドル

当時は$1≒360円なので9兆円、今の価値に換算すると約3~4倍になるので30~35兆円にもなる金額です

桁が3つほど違うようですが、細かい事はケンチャナヨ


韓国のロケット技術は・・・

自力で人工衛星すら打ち上げられないレベルです

つまり北朝鮮以下

ここ数年「羅老号」というロシア製のロケットを購入して国産と称し発射を試みていますが、2度に亘って失敗、本日30日契約上の最後の発射を行うとされています



韓国の宇宙開発は1981年に遡ります

否、彼らの歴史はビックバンと共にあるのでわずか30年前に宇宙開発を始めた筈はないのですが、これを言い出すとキリが無いのでそういう事にしておきましょう

韓国航空宇宙研究院(KARI)はその設立から何の活動もせず、89年になって本格的な活動を始め早くも93年には固体燃料ロケット『KSR-1』の発射実験に漕ぎつけます

何の土台となる研究・実験の下地も無いままわずか4年ほどで実験機とはいえロケットを飛ばせるようになったのは偉大な実績といえるでしょう…!?

実は韓国は1979年にアメリカ製ナイキハ―キュリズ地対空ミサイルを勝手に改造した『白熊』地対地ミサイルを作っていました

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                    ナイキ・ハ―キュリーズ これは日本に配備された物

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                             白熊~玄武シリーズ

ナイキと白熊は見ての通りそっくりです

他国の兵器を購入する時にブラックボックス化された技術を解析したり朴らないという契約内容を普通に破るのが中国や韓国(北朝鮮も)という国です

アメリカに怒られた韓国はその監視下でしかミサイルを作れない協定を結ばされ玄武シリーズを作るのですが、玄武-2はロシアからのスパイ行為で開発(?)された物で北朝鮮のノドン・テポドンに対抗する目的で作られた筈ですが、巡航ミサイルである玄武-3も含めて長射程化を目指しており北朝鮮全土を狙うなら射程500kmもあれば充分なのですが、何故か日本全土をほぼ射程に収める1500km級の開発許可をアメリカに求め、先ごろ認められました

何故でしょうね~~~?

この技術が元になって開発されたのがKSRシリーズというわけです

KSRシリーズは搭載重量150kgほどの実験用の大気観測ロケットであり、KSR-2はKSR-1を2つ重ねた物に過ぎずKSR-3は初の液体燃料ロケットでしたが構造が単純で信頼性が高い反面、効率が悪くおよそ半世紀前の技術と言っていい物でした(KSR-3の能力はKSR-1,2より低い)

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               左からKSR-1、KSR-2、羅老号、KSR-3 ※画像は例によって拾い物

しかし、これからロケット開発を始めようという韓国にとっては身の丈に合った技術だったのも事実だったのですが(これでも背伸びし過ぎている感がある位)、いきなり横槍が入ります

98年に北朝鮮が行ったミサイル発射実験に対抗して、KARIに対し2005年までに何としても長距離ロケットを開発せよ、との指令が下ったのでした(北朝鮮もそうですがミサイル技術開発の隠れ蓑に宇宙開発を装うというのは割とある事で我が国も…ゲフンゲフン)

当時韓国は国際通貨危機の影響で経済破綻の最中にあり、実用化までにとんでもない費用がかかる宇宙開発など進める余裕はまったく無かった筈ですが、そんな事はケンチャナヨの精神で邁進します

というか韓国という国が、経済危機の最中にロケットやミサイルの開発を続けている北朝鮮と同じ民族である事を考えれば、その目的や動機を想像することは容易でしょう

とは言えペイロードが150kgに過ぎないKSRシリーズではこの要求を満たす事は不可能なので、韓国は方針転換し他国から技術導入を計ります

しかしロケットは軍事転用が可能な技術であり、どこの国も韓国の要請に応じてくれる事はありません

アメリカはナイキミサイルを勝手に改造された事もあり(これが無かったとしても同じだったでしょうが)、フランスには門前払いされます

日本はかつて旧ユーゴスラビアに固体燃料ロケットを輸出した事があり(カッパロケット)、その技術を兵器に転用されてしまった経験からさすがに日本から技術を引き出すのは不可能でした(ノーベル平和賞を受賞した佐藤栄作の『武器輸出三原則』はこの反省から提唱された物でもありました)

去年H-ⅡAロケットで韓国の衛星を打ち上げてやりましたが、その時の費用はまだ支払われていないとか・・・?

そういえばJAXAのPCがハッキングされて情報が漏洩した可能性があるなんてニュースもありました

ちなみに日本の固体燃料ロケット(M-Vロケット、小惑星探査機はやぶさもこれで打ち上げられた)の技術(正確にはコンポジット推進材)は世界でもトップクラスの物でしたが、またしてもあの蓮舫の事業仕分けでその後継機の開発が中止に追い込まれています(日本の為になる事は尽く潰したい民主党ありがとう)

韓国はウクライナ(旧ソ連の一部だったウクライナには、ソ連時代の技術が相当量受け継がれていて現在も独自の開発が進められています)から大変な苦労をして(どんな苦労だかw)推力30t級のロケットエンジン技術を入手しますが、国内に燃焼実験場すらない程度のレベルでは導入は不可能であり結局この試みは失敗します

最後に残った選択肢はロシアへの接近でした

2003年にロシアで開発中のアンガラロケットの使用で契約を結びましたが、これがまた問題でした

当初ロシアは旧型のプロトンロケットを技術供与込みで提案したのですが、旧型というのが気に入らなかったのか韓国側が拒否、まだ完成もしていないアンガラを使う事になったのでした

旧型と言っても設計の事でロケット1基1基は新しく建造するので古いという事は無く、長年に渡って使われた設計は信頼性が高く打ち上げ失敗のリスクを抑えられます

というか、この30年間スペースシャトルに力を入れていた為にアメリカのロケット技術は相対的に低下しており、スペースシャトルが退役した現在ISS〔国際宇宙ステーション〕への連絡にも困るほどになってるほどで信頼性+コスパを考えるとロシアのロケットが世界一です

まともな打ち上げをした事のない韓国にはもってこいの筈で、プロトンを使ってノウハウを習熟し独自技術を育てれば良いのですが、そういうコツコツやって行くという事が出来ないのが彼のミンジョクです

最新のアンガラを手に入れて勝手に朴ろうという…ナイキミサイルやF-15K、ドイツの戦車のパワーパックや潜水艦と同じ事を企んでるのは明らかでした

08年ロシアで宇宙飛行訓練を受けていた韓国人高山(コ・サン)が持ち出し不可の教材・マニュアル等を不正に入手していた事が判明、再三にわたって勧告を受けた末に李素妍(リ・ソケン)に交代させられます(なおこの李素妍は『宇宙飛行士』ではなく、ロシアが保有していたISSへの商業旅行枠を韓国が購入して送り込む『宇宙旅行者』に過ぎないって事は韓国ではナイショです←ちなみに1990年にロシアのロケットで宇宙に行ったTBSの秋山豊寛も厳密にはこの扱いで、日本の宇宙開発史から抹消したい存在です)

まあこのミンジョクは日本の企業に研修等を申込み、人を送り込んだ時にも同じ事をやりまくってるそうですが

また09年に韓国系アメリカ人がロシアのロケットエンジンRD-180とその関連技術をアメリカから韓国に不正輸出しようとして逮捕されています(この男は他にも色々やらかしていて、詳細は↑のリンク先にて)

こうした事が影響して羅老号の打ち上げに至っては、その運搬から発射台への設置・管理に至るまで韓国人は全て排除されロシア人ガードマンが24時間体制で近寄らせないようにしているとか

12年10月26日の打ち上げ予定日でも管制室にも入れて貰えず、約5時間前に異常が見つかり発射が中止された時にもリアルタイムでは教えて貰えず原因究明からも当然排除

さすがにロシアはこのミンジョクの扱いを心得ています(日本も見習うべきでしょう)

元々この羅老号の打ち上げは先の2回(共に失敗)で終わる筈でしたが、契約上韓国の責任に依らない失敗だった(?)ので3度目を行わねばならなくなったのです(嫌々)

なぜ羅老号は失敗し続けるのかというと、韓国が作っている先っちょ部分(前2回の失敗の原因だと韓国人以外は考えている)以外はロシアのアンガラロケットなのですが、これがまだ実用段階に至っていない開発中の実験機だからです

ロシアは次世代の廉価版ロケットとしてアンガラを考えていますが、現状品でも充分なのでさして力を入れてはいません(開発費用が無いという要素もあるようですが)

そこに韓国が口を挟んできたので、「費用は奴ら持ちだし、失敗しても懐は痛めないでデータが取れるからやってやるかw」という事になったようです

隣りにある某島国などはロケットは元より、イージスシステムやステルス技術等も当初アメリカに導入を打診して断られると、「いーもん、自分達で作るから」と独自開発を始めた結果あまりにもローコストで高性能な物が開発出来てしまいそうになりました(というよりイージスやステルス関連は相当量の日本発の技術が含まれており、それがなければアメリカも作れないという技術です)

自国の議会が「ジャップ共があんなに安く開発できるのにステイツは何でこんなに金掛けてんの?(実際2ケタくらい違います)」と言い出すのを怖れ、「ち、ちょっと待て、売ってやるから独自開発やめろ。いや、やめて、なっ?」と言わせる程なのに比べると対称的です(2010年6月の小惑星探査機『はやぶさ』の帰還を知ったNASAはその偉業を賞賛しましたが、同時にはやぶさに掛かった予算額も知っていた為内心では「ふざけんなっ」と思ったとか!?)

まあこれに関してはアメリカの宇宙開発が大企業レベルだとしたら、日本は町工場レベルなのでスケールが違うと云うのは当然ではあるのです

100本量産できる物とその生産設備を含めた計画と職人が丹精込めて作り上げた一品を較べるのはフェアでなく、逆に日本の現状では年間10回の打ち上げすら困難です(問題はこの数年の民主党政権の妨害で、その町工場の職人級の人達が職を失ったり現場を去ってしまい後継者がいない事です)

彼のミンジョクに至ってはベンチマーキングという名の朴りでしか物造りが出来ない体質なのに、もはや世界中のどこも朴らせて貰えないとあっては万事休す

せめてKSRシリーズの研究開発を進めていれば良かったのですが、物事をコツコツ積み上げるというのは彼のミンジョクの最も苦手とする行為でもあります

この羅老号が失敗しても成功しても技術の蓄積は無いので次に活かす事はできないですが、一体どうするつもりなんでしょう

というか、何が彼らを宇宙に逸らせるのでしょう

理由は3つに極言できます

1:日本ができるから
 チョッパリにできる事はウリにもできる。何故ならウリはチョッパリより優れているから。そして外国製のロケットを1本でも飛ばせば、チョッパリのロケット100本より偉大な行為になるニダ。根拠は無いが心証は確実ニダ。

2:ミサイルに転用できるから
 ミサイルが向く方向は勿論チョッパリニダ

3:先進国っぽく見えるから
 どんな衛星を打ち上げるかではなく、ロケットを飛ばす行為自体に意義があるニダ。だから今回飛ばす羅老号の中身の衛星もハリボテニダ(失敗しても安心ニダw)。実はそれすらフランスに組み立てて貰ったニダ。


           アイゴー
          : ∧_,,∧:   言ってて流石に惨めになってきたニダ・・・
          :< ∩∩ >.  
          :(´__ノ ノ.:
          :ム_)_):






                パァ
             Λ,,Λ
           <ヽ`∀´>
           ( m9 つ    今ちょっと可哀相と思ったニカ?
           ム_)_)    その気持ちを大事にするニダ!



この羅老号は90%以上がロシア製、打ち上げの行程も全てロシア人がやるので失敗する可能性の方が低いと思うのですが

既に2度失敗しており、Kの法則の威力をまざまざと発揮してくれています

さあ、どうなることやら






( ・ω・) 「打ち上げ花火の期待もありますが、幾らなんでももう成功するだろとも」