( ^ω^) <木星見えたお | Dream Box

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7月末に我が家にやって来た望遠鏡、VIXEN A80Mfたん

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但し鏡筒のみなので↑な感じです

これは本来↓みたいなセットで売られている物なんですが、鏡筒のみの展示処分品ということで約1万円という相当お値打ちな価格になっておりました

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こちらは何度か取り上げてるポルタⅡという経緯台+三脚のセットで、初心者用としては文句ない品なのですが望遠鏡付きのセットで買うと4万円前後はする代物です

しかし架台+三脚が無ければまともに使う事もできないので別口で探し、↓のような物を入手

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これはミザールというメーカーのK型経緯台にAL100という三脚のセットです

このK型経緯台は今年で発売30年目という小型経緯台では破格のロングセラーだそうです

ポルタⅡのように横から咥える片持ち式だと基本的に望遠鏡にしか使えない事もあり、敢えて1基目はK型経緯台を選択しました

1基目は、というかお星様に途中で飽きちゃったら他に転用の難しいポルタじゃ持っててもしょうがないと思ったんです

実はこのK型経緯台入手にはもう少し複雑な事情があるのですが、それは次の時にでもお話しましょう

で、ようやく昨夜というか今早朝に外に引っ張り出して見てみましたよ木星を

それがこれです↓

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嘘です

というかカメラがくっつかないのに、いきなり天体撮影なんて出来るわけがありません

これは可能な限り見えたのと同じような画像を探して拾って来た物です

PCで見るとちょっとノイズのある不鮮明な画像になっていますが、肉眼で見るとこの100倍は鮮明で綺麗に映ります

木星の縞模様も2本くらいは辛うじて判別でき、4つのガリレオ衛星も光の点ではあったもののハッキリと浮かんで見えました(並びは↑の画像とかなり違っていました)

まさに星が宇宙に浮いている立体的な感覚は画像じゃ伝えきれないと思いました

いや、感動モノですよコレ

数万円の出費でこんな良い物が見れるなんて、作り物の映画とかゲームなんかより余程コスパが良いんじゃないかと思いました

今の時期ですと夜中の0時を回ったあたりで木星がほぼ東の地平線から昇って来るのですが、素人には判別しにくいので誰にでも分かり易いオリオン座が昇ってくるのを待ちます

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ちなみにこれは三鷹の国立天文台が公開しているMitakaという天文シミュレーターソフトで、日付を入力すればその夜空の星の見え方を表現してくれたり、宇宙からの俯瞰図で太陽系内の惑星や衛星、主要な小惑星や彗星の軌道を追う事のできる結構遊べる凄いソフトです

フリーソフトでインストールする必要もなく、手軽に使えて楽しい物なので一度試しても損はありませんよ

昨夜の空はちょっとモヤってたのでこんなに星は見えなかったのですが、そのおかげで却って分かり易くなりました

今頃の夜空は月が出ていないので月光に邪魔される事無く天体観望ができる良い時期なんだそうです

オリオンの左側にはおうし座の『アルデバラン』とぎょしゃ座の『カペラ』くらいしか無く、両者をつなぐ直線上やや下あたりに早見盤には載ってない大きな星があり、これが木星でした

このふたご座と書いてあるすぐ下の方に金星もいたのですが、こちらは全くの光の点にしか見えず面白くなかったので木星に移ったのです

木星とアルデバランの上にプレアデス星団、いわゆる『すばる』がありますが、これも肉眼でちょっともやっとした星の集まりくらいには見えるので次に狙ってみたいと思います

土星も見てみたいのですが、今の時期は西の空にあって20時くらいには沈んでしまうのでちょっと難しいかと思います

実のところいまちょっと夏風邪を引いていて、昨日は1日中寝ていたこともあり夜になっても寝つけずにいたので初めて望遠鏡を引っ張り出したのですが、30分ほどで辛くなってしまい早々に撤収したのでした

今ちょっと熱が出て来たのを自覚しながらとりあえず速報まで





( ・ω・)「けっこう感動できますた」