
やらかしてくれたものです
グラウンダーのスローを見越していたかのように、ボールを出した瞬間からメキシコの選手がプレスに動き始めていましたね
それを受けた扇原も何故か自分で切り返して前を向こうとしてもたつき、ボールを奪われてしまいました
DF陣も棒立ちになっていてあそこはキックでカウンターに行くと考えていたのでしょうか、ボールを奪われてもなお動き出しが遅かったです
権田のスロー+扇原の切り返し+DF陣の怠慢
ミスが3つも重なれば失点は必然と言えたでしょう
五輪前の親善試合、NZ戦で村松のミスから失点を喫したシーンで村松に掴みかかっていた権田がそれ以上のチョンボをやらかしてくれたわけです
メキシコ戦までの健闘があの1プレーで全て台無しになってしまった感があります
日本代表の動きが悪かった以上にメキシコのプレーが良かったという事もあるんですが、それにしても大津のミドルシュート以外は殆ど見所を作れて無かったですね
疲労の蓄積なのか、それも含めた日本サッカーの現状における限界を見た気がします
以前の記事で優勝を狙う国は準決勝にピークを持って行くようなコンディション作りをする、と書きました
グループリーグ最終戦を前に互いの順位によっては決勝トーナメント初戦で当たる可能性のあったブラジル代表監督は日本とは決勝以外とはやりたくないと口にしたそうです
無闇やたらと走り回る日本との試合は決勝戦並みにハードな展開となり、勝っても疲労が溜まりコンディションが崩されてしまうので、決勝T1回戦から付き合わされたくないという事です
皮算用とも言いますが、優勝を狙いに行く国には戦略があるものなのです
なでしこの監督がGLで2位狙いにいくと言った時、一部のメディアはスポーツマンシップにもとると苦言を呈しましたが、そんな事を言ってる国はマグレ以外の要素で優勝なんて出来ないんです
日本の敗因が疲労だとするなら、やはりGLと決勝T1回戦のエジプト戦までで走り過ぎたんでしょう
選手交代も含めてもうちょっと省エネモードで戦い勝つことを憶えないと、ここより上には行けないんじゃないかと思います
これで3位決定戦は韓国戦ですか
文字通りの罰ゲームになってしまいましたが仕方ありません
銅メダルなんかより選手達がケガをさせられないほうが重要です
頑張らないでいいんで適当にお茶を濁してきて欲しい物です
取り敢えず権田は最後の代表試合になるでしょうから楽しんで下さい
普通ならレギュラー落ちですが、この試合は罰ゲームなので嫌だと言っても強制出場です
(; ´ω`) 「なんか、なでしこの決勝戦まで見る気が無くなってますお」