星に願いを | Dream Box

Dream Box

このブログの内容は5割の誤解と4割の勘違い、2割の嘘で成り立っています

そうだ、天体望遠鏡を買おう。と唐突に思い立ちました

何か聞き覚えのあるフレーズです

そう言えばスマホは一体どうしちゃったんでしょw

まだ買ってませんけど、トロトロしてたら夏モデルが発表されちゃいまして、買おうと思ってたauの京セラDIGNOに後継機が出てしまったのです

スペック的には大差ないもののバッテリ容量が1.5倍近くになったのが最大の売り

今月中にライバル機(?)のARROWS Zの後継機も出るので、瞬く間に不人気機種と化しMNP0円になりそうなのでそれまで待ちです


それはともかく5~6月の天文ショーですっかり宇宙付いてしまったのか、ここ数週間で天体望遠鏡欲しい熱が日に日に高まりつつあります

とは言うもののこの世界も奥は深く、中級機の望遠鏡でも数十万円はする様です

とてもそこまでのめり込めそうもないので、とりあえずはそれなりの入門機でお茶を濁すつもりでいます

購入候補機種は以下の通り

スコープテック ラプトル50   7,980円

スコープテック ラプトル60  14,980円

スコープテック アトラス60  24,800円

スコープテック SD-80AL    39,800円

SWT-70SX        19,800円

Vixen A70lf(ミニポルタ)   22,500円

Vixen A70lf(ポルタⅡ)   29,800円

$テクノのブログ


Vixen A80Mf(ポルタⅡ)   39,500円

Vixen R130sf(ポルタⅡ)  44,000円

$テクノのブログ


セレストロン MAK90(鏡筒のみ) 19,800円+K型経緯台 14,800円 or CG-4赤道儀 19,800円

$テクノのブログ

                          画像はK型経緯台

画像があるのが最終候補に残ってる機種なんですが、その前に天体望遠鏡について簡単な説明を

天体望遠鏡という物は大別すると屈折式(画像 上)と反射式(画像 中央)があります

屈折式というのは筒の中にレンズを並べた、いわゆる誰もが想像する望遠鏡です

構造が簡単で扱い易く、月や太陽系内の主要な惑星(金星・火星・木星・土星)を観察するのに向いていますが、レンズの質に依存するので大型化が困難でより遠方の天体を観察するのには向きません

一方、反射式は太い筒の先端が開いているのが特徴で、そこから取り込んだ光を筒の底にある凹面鏡で反射・収束することでレンズと同じような働きをさせる物です

扱いが難しい半面、大型化がそれなりに容易で屈折式に比べれば安価にできます

さらに言うと、いかにも天体望遠鏡という感じがして格好良いというのも高評価です

望遠鏡に重要な要素として、鏡筒(望遠鏡本体)以上に重要なのが実は架台部分です

架台には経緯台と赤道儀があるのですが、入門機は扱いが簡単で安価な経緯台を使っている事が殆どです

高倍率で覗く物だけにわずかに動くと対象はすぐにずれてしまい探し直さなきゃならず、これがしっかりしていないとどれだけ性能が良くても役に立ちません

その点から言うと日本のみならず世界で売られている、特に子供用の入門機とされる機種の9割以上は買う価値の無いオモチャ以下のガラクタだと言われています

上に挙げた機種は、私がここ半月ほどで色々なサイトやクチコミ情報など漁りまくり拾ってきた良心的な入門機です(一番下を除く)

値段と性能はほぼ比例すると考えて頂いて結構です

対象年齢も同じで、一万円前後のスコープテックのラプトル50~60(製品名の数字は大抵の場合、望遠鏡の口径、太さのサイズをミリメートルで表しています)は10歳くらいまでの小さい子供にも扱える本当の初級機で、2~3万円までの機種なら中学生くらいまで使い続けられる物でしょうし、私の様な大人の初心者が使っても恥ずかしくない代物です

4万円前後の2機種、VixenのA80MfとR130sfは大人の初心者が選ぶのに最適な機種といえます

というか、リンクを踏むとアマゾンで売っている他機種が数多くあり、中には価格的にもっと安く高性能なモデルを見る事ができますが、これは先ほど言った9割のガラクタの類だと思って貰って結構です

鏡筒自体は悪くない物もあるのですが、どうしようもないのが架台・三脚で安っぽく使い物にならないのです

Vixenのモデルにはカッコの中にミニポルタ・ポルタⅡと書かれている物がありますが、これは架台部分のモデル名でこの価格帯なら殆どこれ一択と言えるくらい信頼できる物です

ミニポルタはポルタⅡを一回り小型化した代物で、乗せられる鏡筒の重さの限界も当然下がるので実質的に口径70mm程度の反射式しか無理なので他の鏡筒に乗せ換えても意味が無いようです

その中でA70lfの2機種に注目して下さい

このモデルは通常ミニポルタという経緯台(架台)を使っているのですが、下に+7,000円ほどでポルタⅡと組み合わせたモデルをアイベルというショップがオリジナル商品で出しているのです

こちらのモデルを画像付きで紹介してると云うのは、この中で私が最終候補に選んだという事になります

Vixenの屈折式なら口径が一回り大きいA80Mfというモデルもありますし、こちらの架台もポルタⅡなのですがお値段がミニポルタのA70lfの倍近い価格になってしまいます(口径が10mm大きくなるという事はそれくらい高性能になるのです)

私が敢えて70の方を考えているのはお金が無いからでもありますが、このポルタⅡを使って3万円弱で買えてしまえるからです

ちなみにポルタⅡ(三脚付き)だけを定価で買おうとするとメーカー直販で29,400円になってしまいます

値引き分を別にすればポルタⅡ=A70lf+ポルタⅡになってしまうのです

なぜポルタⅡに拘るかというと、2台目を考えた時に架台を使い回せる利点があるからでした

2台目を買うならもうちょっと良い奴が欲しくなります

その時の候補がセレストロンのMAK90(画像 下)なんですが、鏡筒のみで買えばこの金額(19,800円)で買えてしまうのでお得なのです

どうせ使うのは1回に1台なんですし、狭い部屋に三脚がゴロゴロしてるのも邪魔なので、ならば2台目の事を考えて、敢えて最初は低スペックの方を割高な値段で(ミニポルタ版に比べて)買っておいて後に備えようと思ったのです

このMAK90という機種は、反射式と屈折式を合体させたカタディオプトリック式の中のマクストフ・カセグレン式というちょっと特殊な望遠鏡です

反射式よりも更に短くコンパクトに作れる利点がある一方、このサイズでは絶対的に中途半端な代物です

しかし私のブログにお付き合い頂いている方なら何となくお気づきでしょうが、私はこういう中途半端な    キワモノが大好きなのです

というか2台目と言わず、最初からこのMAK90を買っても良いくらい気にいっているのですが、問題が幾つかありました

私が天体望遠鏡に手を出そうと思った理由は色んな星や天体の写真を撮りたかったからです

最終的には月面を通過する国際宇宙ステーション(ISS)を捉える事です

2020年には引退してしまうらしいISSを撮影する為には、今の内から望遠鏡とカメラの技術を磨き始めないと間に合いそうにありません

で、このセレストロンのMAK90というモデルはmade in USAなので、私のSP-590UZと接続するのが面倒臭そうなんですね

国産のVixenなら対応するパーツも沢山有るし、入手も容易です

最初から苦労する事もないかと入門機には最適のA70lfを選ぼうと思ったのです


だがしかし、


ここに来て私の中でMAK90の存在が日増しに大きくなっています

経緯台と合わせても35,000円程度、赤道儀にしても4万円というところです(実際にはアイピースという接眼レンズのパーツをもう2つくらい揃えねばならず、カメラを接続する為のアダプタを含めて+1.5万円程度は必要になるようですが)

望遠鏡としての格好良さなら反射式のR130sfも負けてはいないのですが、よく調べていくとこのモデルはカメラを接続するための部分がプラスチックらしく、その重さに負けて歪んだり壊れたりする可能性がありそうなので、後ろ髪を引かれつつも候補から外れました

他の望遠鏡のセットだと重量的に10kgを超える物も多いのですが、MAK90+K型経緯台だと5kgで済みますし鏡筒だけだとカメラの望遠レンズとして使えないこともないそうです

現在、ポルタⅡ+A70lf(29,800円)とMAK90+架台(34,600~39,600円)が一騎打ちを演じており、4:6でMAK90有利です

もう少し、情報を吟味する時間が必要です

どのみち天体観測に最適な季節は秋以降ですからじっくり悩みます






( ・ω・) 「この時間が一番楽しかったりするんですよねw」