ワロス | Dream Box

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ドルウォンの為替相場が凄い事になってます

$テクノのブログ


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これはロウソク足チャートといってFXとか株のデイトレをやらない人には分かり難い物でしょうが、赤や緑の帯になってる部分がその時間帯の主な取引額の幅、線は例外的に突出した金額を意味します

昨日28日の19時を過ぎた辺りでドスンとウォン安が進み、22時を過ぎた辺りで激しく上下してるのという事を表しています

時差から言って22時はロンドンの活動が終りニューヨークが始まる頃ですか

韓国がウォン安の進行に懸念を感じ単独介入を行ったのでしょう

今回も4月頃からじりじりとウォン安が進行してたのですが、週明けになって底が抜けかけた様に落ち始め、今韓国が必死にウォンを買い戻してウォン高に振れさせようとしているのでしょう

しかし焼け石に水なようで、それ以降も激しく攻防戦が繰り広げられていますが、この数時間に果たして何兆円分のお金(韓国の)が消えているのか考えるだけで恐ろしいです

GDPに占める輸出産業の割合が90%に達する韓国にとってウォン安は願ってもない事ですが、過ぎたるは及ばざるが如しで輸出する為に組み立てる部品部材の大部分を輸入に頼っている為(というか自前で作れない)、過ぎたウォン安は致命傷になりかねないのです

この為韓国はウォン安はが進む度になけなしの米ドルを売ってウォンを買う介入行為を行ってきたのですが、こうした国策的な為替操作は非難の元になっていました(こういう砂漠に水を撒く様な介入を行ったそばから 元の木阿弥になってしまうチャートの動きを通称ワロス曲線といいます)

ほんの2,3日前にもアメリカから「(国際協調に依らない単独介入は)やらない様に」と要請という名の釘を刺されたばかりでした

簡単に言うと

「あ~あ、やっちゃったw」

という事です

韓国がなんでこんな強気な介入が出来るのかというと、去年の10月に野田政権が韓国に5兆円規模のスワップ協定を結んだからと言っていいでしょう

韓国が外国との取引をする時に使われるのは米ドルなのですが(韓国ウォンなんて誰も受け取りません)、実際に保有して無ければ支払いが出来ません

民間の会社が払う約束のお金をその期日に払えなかったら倒産するように、国家にもデフォルトによる破綻があるわけで、このスワップとは連帯保証をしますという事です

スワップ協定は相互保証ですが、現金のほかアメリカ国債など含めて100兆円以上のドルを持ってる日本が韓国に保証して貰う必要が無く、現実的に一方的に韓国を助ける為の協定でした

もっともこの協定が実際に発動するというのは相手国が経済的に破綻したも同然の時なので、5兆円ばかり出しても焼け石に水なんですが

1997年にIMFの管理下に入り2008年のリーマンショックで破綻した韓国経済ですが、破綻のサイクルがどんどん短くなっているように思えます

ソフトランディングの道筋が付いた筈のギリシャの先行きがまたぐら付き始め、スペインが先かイタリアが先かという様な状況にもなっています

中国の経済発展が黄色信号が灯ったようで、実は赤信号どころか信号機が停電になっているのかもしれない感触です

リーマンショックの時のように再び韓国が世界を巻き込んだ崩壊の引き金を引くことになるんでしょうか

その時日本は上手くこれを切り抜けることが出来るでしょうか

民主党政権(&現在の白川日銀)では無理なのは分かり切っていますが

韓国経済の底は1$=1200₩だと言われており、今回はちょっと危ない予感がします





(; ・ω・) 「今回はマジなので“話は聞かせて貰った世界は滅亡するAA”は無しです…」