くるり - 図鑑


このアルバム、初めて聞いたとき「きもちわるっ」と本能的に思ってしまい、
一応ipodには入れてたけど(けっこう貧乏性なので)、全く聞いてなかった。


ある時ipod全曲シャッフルで聞いてて、
ん?なにこれ?知らないけど良い曲!と思ってiPodを覗くとこのアルバムの曲だったのだ。




くるり - 屏風ヶ浦


シャッフルで前にかかっていた曲の流れ、
その時の自分の気持ち、諸々のタイミングがぴったりあったのだ。


そして好きになってしまった。
嫌いだったものが好きになった瞬間。




$踊りながら眠りたい


うさんくさい大人、四天王に入っていそうなこの方。みうらじゅん氏。現在53歳。
50歳の時に「ゴムヘビブーム」って…何してんすか(笑)
彼の3年くらい前に書いた雑誌のコラムで「好きと嫌いについて」を
テーマにしたものがあって、面白かったので引用させていただきます。



--------以下引用----------------------



物事を好き・嫌いで判断していくと、ほとんどが嫌いで、
好きなんかほんの少しだということが分かります。


その好きだと思ったことも、よーく考えてみると大して好きじゃないことに気付きます。
大概の場合、好き・嫌いの判断は童貞期につけた癖のようなもので、
とても信じれたものじゃありません。
「オレはク〇ニリングスなんて行為は一生できないね」
などと毛嫌いしていた人が、ある日を境に俄然ク〇ニ派に鞍替えするなんて
例がこの世には多々あるからです。


要はその日の気分や体調で好き・嫌いなんてコロコロ変わっていくもの。
決め付けないほうが賢明だと言えます。


本当に好きな人と結ばれたなんて話もどうでしょう?
眉唾ものですね。


好きな人とは結局、自分にとって都合のいい人のことで、
相手もそう感じている時を相思相愛の状態と呼びます。


人間なので当然、そうでもない時も迎えるわけで、
「あんなに好きだったのに」と相手に原因を押し付け、
自分は身勝手なセンチメンタルに浸るものです。


実はこの世の中には好き・嫌いで判断できないグレーゾーン
「好きじゃないけど嫌いでもない」ものが大半を占めています。


政治家や演歌歌手の顔を思い浮かべて下さい。
もっと身近なところでクラスメイトや同僚も、
ほとんどが「好きじゃないけど嫌いでもない」人たちばかりでしょう。


じゃ、自分は?


と改めて聞かれると困りますね。


嫌いじゃないけど好きでもないというのが正直なところで、
好きと言い切れるには何か足りない感じがしませんか?


その何かが何なのか?それを探すのが人生ってやつです。
他人にあって自分にないもの、それが憧れ。
無いものねだりの子守唄で一生を終えるわけなのです。




-------引用ここまで------------------------




そういえば、もともとダンスミュージック好きじゃなかったんだ、俺。
邦楽ロックばかりを聞いて、ギターを弾いたりしていた時は、
どっちかっていうと4つ打ち系苦手だった。
何が起きるか分からないものですね。


今は自分のホントに好きな邦楽を聞いて、ダンスミュージックを聞いてます。
邦楽聞きつつ、ダンスミュージック聞き始めの頃に作ったミックス載せます。
かなり恥ずかしいけど。


>>>30min J-POP Mix


くるりで始まりパフュームを中継し、RADWIMPSで終わるカオスっぷり。
また邦楽ミックス作りたくなってきた。
今だったらZAZEN BOYSとかCro-Magnon、相対性理論とかを入れるのかなぁ。


「くるり俺的ベスト」みたいのも書きたかったけど長くなったのでここまで。


追伸:ムーへ

007レポありがと!ヌンチャクはどうみても厳しいでしょ(笑)
せめてクラシックコントローラー買わなきゃね!
けっこう理不尽っぽいとこもありそうだけど、なかなかカオスな感じで面白そうだねー
でも今買っちゃうとがっつりやってしまって、他のことができなくなりそうだから(笑)
もうちょっと落ち着いたら買おうと思う!
PS3のメタルギアソリッドのオンラインのやつ、面白そうな感じ。TPSだけどね。