皆様こんにちは!
本日はウィングレット(Winglets)についてご紹介します。
飛行機の主翼の端に取り付けられているこの部分をウィングレットと呼びます
日本の航空会社の航空機には付いている機体と付いていない機体が混在しており、
同じ会社の同じ機種でも付いていたり付いていなかったり…。
なかなか面白いですよね!
私とウイングレットの初めての出会いはボーイング747-400でした。
当時、本邦航空会社では国内線仕様はウイングレットなしで、国際線仕様はウイングレットありで運用されておりました。
見た目がすごくカッコよくて…でも見るためには関空か成田まで行かなくてはならず、今のようにインターネットで画像検索というわけにもいかず、すごく特別なものだった記憶があります。(←いつの話やねん!)
そんなウイングレットですが、
他にもウィングフェンス、ウィングチップ、ウィングフィンなど、さまざまな呼び方があります。ご興味ありましたら、違いはご自身で調べてみてください。
ウイングレットの役割は主に翼端渦(ウェイクタービュランス)を減少させ空気抵抗(誘導抗力)を減らし、結果として燃費を向上させる効果があると言われています
※翼端渦とは翼の上面と下面の気圧差から発生する気流の1つです。
諸説ありますが、燃費に関しては約5%変わるそうです
ボーイング737-800の場合、東京ー大阪のフライトで
約6000ポンド=約3500L消費すると言われており、
175L(約ドラム缶1個強)も節約できる計算になります。
お財布にも環境にも優しいですね!
繰り返しになりますが、ウィングレットって、なんといってもカッコイイ!
どの角度からでも写真映えしますよね
たいていは航空会社のロゴが描かれていることが多いですが、
色んなことが重なり左右の翼で塗装が違うレアな場合もあります
飛行機を観るときはぜひ注目してみてください!