皆様、こんにちは
寒い日が続いてますね、いかがお過ごしでしょうか。
当店では12月1日(日)14時から
第2回元ANA機長によるトークライブイベント【機長に必要なエアマンシップ】
を開催いたします。たくさんのご参加お待ちしております。
今回のブログではフライト中に使用する地図についてお話します。
航空機用の地図ってご覧になられたことはございますか!?
船の航海では、古くから海図を利用してきました。
航空機も同じように、滑走路の方位や長さ、標高、周りの障害物など
注意しなければならない点がたくさんあります。
それらが記載されているのがチャート(航空図)です。
チャートにもたくさん種類があり、国内航空図、航空路図、飛行場図、ターミナル地域図、計器進入図、着陸用図、など用途によって様々です
またVFR(有視界飛行方式)とIFR(計器飛行方式)で使うチャートは異なります。
(方式の違いについては、また改めて記事をアップします!)
パイロットは自由に飛行できると思われがちですが、
空港ごとに進入の経路、旋回方向、高度や速度の制限など、様々なルールが決められています。
それらに基づいてパイロットは操縦を行い、管制官は的確な指示やアドバイスなどを発出することにより、航空交通の安全が保たれています
こちらはジェプセンという会社が出しているチャートです。
(お客様より使わなくなったものを、展示用としてお借りしております。)
ほとんどのエアラインパイロットはこのジェプセンチャートを会社から支給されています。
世界中の空港の情報が記載されていますのでその数は数冊にもおよびます
一冊あたりこれだけのページがあります。
このような形で空港の情報が記載されています。
フライトの際には、常に最新のものに差し替えておく必要があります。
世界共通のルールで28日に1回、改訂が行われております。
昔のパイロットのフライトバックの中には、こういったチャート類が入れられており
大変な重さだったようです。
しかし現在では、タブレット端末にダウンロードされたものを使用している会社も増えてきております。
電子化することで大幅な軽量化と、差替え作業の負担軽減につながっています
こちらのジェプセンチャートは、当店で展示しておりますので、
シミュレーターをご利用になった際にご覧になられてはいかかがでしょうか!?
ちなみに、国土交通省が編集しているチャートに関しては、
オンラインで公表されておりますので、みなさま閲覧が可能となっております
ご興味ございましたら、ぜひチェックしてみてください!
見方に関しましては、google先生にご質問いただくか、
ご来店時にスタッフにお尋ねいただければ、お知らせいたします
乗客として飛行機に乗る際、チャートを持って乗ってみると新たな発見があって面白いですよ!
また、チャート通りのフライトも可能ですので、是非チャレンジしてみてください!
皆様のご来店を心よりお待ちしております
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