皆さんこんにちは!キラキラ

朝晩と、だいぶ涼しくなってまいりましたね!

秋も、すぐそこに来ているようですねイチョウきのこ栗

 

さて、今回は前回の旋回に続いて

降下~着陸までをやっていきます。

 

飛行機の操縦で一番難しいと思われている着陸ですが

 

・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・・・・正直、一番難しいです。

 

しかし、一人で着陸できるようになった時には

他の何にも代えがたい達成感があります。

 

そこでまず、いい着陸をするためには何が重要なのか?

それは適切角度速度進入できるかどうかにかかっています。

 

 

ではまず、飛行機が進入する角度はご存知でしょうか?

 

初めてご来店されるお客様などに尋ねると

「15度」「30度」といった声が多く聞かれますが

 

正解は

 

3度なんです。

 

 

へ?たったの「3度!?」ってなりますよね。

スキーやスノーボードをされる方だと、

「いやいやいや・・・初心者コースより緩やかですやん!」

ってなりますよね(笑)

 

 

そして、接地したい場所から3度の線を引っ張って

自身の巡航高度と重なった地点から降下を開始するイメージですね。

 

では、3度の降下率とはいったいどうやって知ることが出来るのか?

 

飛行機では昇降計という計器がついておりますので、こちらの計器で自身の上昇率降下率を知ることが出来ます。

 

写真の状態は、1300フィート/分で上昇中

 

 

次に3度の降下率の計算方法ですが、難しいので省略します!(笑)

 

セスナの場合、アプローチ速度が60kt~70ktですので

300~350ft/minの降下率で大体3度になります。

 

ですので、この300~350ft/minになる姿勢をキープする!ただそれだけ!

 

がしかし、これがなかなか難しい・・・。

なかなか言うことを聞いてくれない機体と悪戦苦闘・・・

 

 

かと思いきや、普通に安定して飛ばしていらっしゃいます!

 

 

しっかり姿勢の維持が出来ているので、

降下率もほぼ一定で一直線に接地点目指して飛んでいきます。

 

ここまで来ると、後は接地です。

 

セスナの場合は、

機種を5度ぐらい下げて進入しますので、フレア(引き起こし)操作が必要となります。

 

重要なのはそのタイミングで、

高い位置で引き起こしを始めてしまうと、

速度がなくなり失速しドスン!と着いてしまいます。

 

逆に低い位置で引き起こしを始めたり、

引き起こさずに接地させた場合は、

前輪から着いてしまったり非常に危険です。

 

そのため、接地直前の適切なタイミングで機首の引き起こし操作を行い

主脚から接地させます。

実機でもここが一番緊張するところです!

 

 

滑走路に入ったらスロットルをアイドルにし

飛行機を水平にして機体の沈み込みを感じながら機首を上げていき接地。

 

ここで、注意としては急にヨークを引き機首を上げすぎると機体が浮きすぎて「バルーニング」という状態に陥ります。

 

さすがK様!イメージ通りの接地!お見事です!

 

 

 

次回は離陸から着陸までの一連の流れを通して実施してみましょう!

 

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※進捗状況には個人差があります。