オープンしてそろそろ2ヵ月。

日々、数多くのフライトをお客様と楽しませていただく中で、

 

 

「おっ。」と思う方が、たまにいらっしゃいます。

 

 

一体なにが「おっ。」なのか。

 

 

 

飛行機をコントロールする手つきや動きが違うんです。

 

スイッチの動かし方ひとつ見ても、非常に優しい。

コントロール自体もジェントルで無駄な操作がありません。

 

 

 

 

でも、決してパイロットのような慣れた手つきではないんです。

 

 

 

そんな時、雑談を交えてリラックスしていただいた後、必ず一言お聞きすることにしています。

 

 

 

『プロの方ですか?』と。

 

 

 

だいたい返ってくる答えは。。。

 

 

 

「いえ、こーゆーのは初めてですが、普段は電車の運転士をやっています。」

 

 

「高速バスの運転手をしてるんです。」

 

 

「客船の、水先案内人をしています。」

 

 

「タクシー乗ってます。」

 

 

「クルーザーのキャプテンなんです。」

 

 

などなど、プロの運転手さんの嵐です。

 

 

 

皆さん口を揃えておっしゃるのは、

 

「シミュレーターってわかってるんですけど、なんかね、リキんじゃうんですよ。後ろにお客さんがいることを無意識に考えちゃうんです。」

 

 

「寝てるお客さんのこと考えちゃうと、そりゃあ雑な動かし方なんて、できないですよ。」

 

 

 

ポロっとでた一言に、プロとしての重みや威厳、誇りが垣間見えたんです。

 

私、感動してしまいました。ちょっとウルっとくるくらいに。

 

本当に頼もしい限りです。

 

 

プロの運転手をされている方、もちろんパイロットの方も含め、皆様本当にお疲れ様です。

 

 

テクノバードは、「空の楽しさ」と同時に、「安全」についてもお伝えすることができる場所です。

 

 

航空機に緊急事態が起きた際、そのバックアップシステムや冷静な判断能力なども総合的シミュレーションすることができます。

 

 

ぜひ一度、違う角度から観た「安全」を考えるキッカケになれればと思います。