レースを愛するボクにとって。 この話題は、避けて通れません。
ダン・ウェルドン。 享年33歳。
昨日、アメリカのラスベガスで行われたインディ・レーシング・リーグ。 レース中のアクシデントで、15台が巻き込まれる事故が発生。
ダン・ウェルドンのマシンもクラッシュ、大破した(らしい)。
搬送先の病院で、2時間後に死亡が確認された。
ニュース映像ではよくわからなかったが、ウェルドンのマシンは、前のマシンに乗り上げるように宙に舞ったようで、マシンは裏返って炎上。
それ以上の情報はありません。
ウェルドンは、インディのチャンピオン経験もあり、インディ500でも優勝している、インディでは一流の部類に入るドライバー。そう、今年のインディ500でも優勝してたっけ。
また、一流のドライバーが失われた。
レース後。 彼の死亡を悼み、5周のラップが刻まれたそうです。。。。。。。。
えっと。 以前に、書いたことがありますが。
非常に残念ですが、レースは完全に安全なスポーツではありません。 そもそも、人間が時速300kmにもなろうとするクルマやバイクに乗ってるわけですから。 クラッシュして死亡することも、あります。
今回、またもやNHKがニュースで映像とともに流しました。 「レース中のアクシデントでクラッシュ、死亡した」と。 ここまでは、ニュースとして正しい。しかし、そのあとがいけません。
「2006年にも、同じインディレースで死亡事故が起きています」と。
これ。違いますからね。 死亡事故が起きたことは事実です。でも、死亡したことが重要なわけではありません。 また、2006年に死亡事故があったことは重要ではありません。
ウェルドン、という偉大なドライバーがレース中に亡くなった。 そこだけがこのニュースの事実なのです。
レースにかかわる以上、事故で死亡することは、ありえます。 でも、レースをやってるドライバー、チームのスタッフ、そして、観客は、死亡するから、危険なモノだ、という意識はありません。
それを承知の上でレースに携わっているのです。
あえて、言わせて下さい。
レースは、死亡することもあるスポーツです、と。 でも、日本の交通事故死亡者数、年間何千人、と比較して少ないんですよ。 去年、何人の方が国内のサーキットで亡くなりました? え?交通事故とサーキットでは走っている数が違う? じゃあ、サーキットのほうが死亡率は高いんですか?と。
そうじゃないんですよ。 レースは、偉大であり、ドライバーたちに感動をもらえるスポーツなんですよ。 そして、非常に悲しいけど、一部のドライバーは命を落とすこともあるんです。
ちょっと、感情的になってしまいましたが。 そんな理屈はさておき。
彼の死を悼み、5周のラップを刻んだドライバーのみなさん、ありがとう。 そして、ウェルドン。 あなたの勢いのあるあの走りと、優勝した時の笑顔、ぜったいに忘れません。
死に、弔意ではなく、感謝。 同じ時代に生きた私から、最上の感謝を贈ります。 ありがとう。