森 政弘 先生の講演会 | ちっちの毎日

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還暦まであと1年.
日常の些細な出来事を中心に,趣味の筋トレ,スキー,スキューバダイビングの記録を残します.

森 政弘 先生の講演会があります.

 

ぜひどうぞ.

 

会期:2018年5月19日(金) 15:30-18:00
会場:名古屋大学 ES総合館 ESホール
参加費:無料(事前申し込み不要)
 

講演者:森 政弘(東京工業大学名誉教授)
 

講演タイトル:心を故郷へ帰す-今後の科学技術に絶対必要なこと-

概要:
人間は、生まれたての赤子の時は、誰もが天使のような良い顔をしているのに、
物心がつくにしたがって、その顔は卑しくなって行く。
これは、世間に矛盾を感じたり、
わがままな欲望が頭をもたげてくるからである。
この現象を、心が家出し、放浪の旅を続けていると言う。
しかし無意識領域の心底には、帰巣本能という本家に帰りたい気持があるので、
そこを頼りに、本家の方へと指示・案内することが可能である。
本家に帰るとは、自然(じねん)になること、自然体に戻ることを意味する。
今後、科学技術に携わる者は、この自然(じねん)即ち自然体に帰らなければ、
人類も地球も危なくなる。
講演では、この実家へ心を帰す方法と意味について、ご説明したい。

講演者略歴:
1927年生まれ。(現在91歳)
覚王山に育ち、戦前の明和中学(現高校)、旧制高校を経て、
1950年、名古屋大学工学部電気学科卒。
1959年、東京大学助教授(生産技術研究所 高橋安人研究室)。
1969年、東京工業大学教授(東京大学教授併任)。
1987年 東京工業大学名誉教授、日本ロボット学会名誉会長。
1992 年 NHK 放送文化賞受賞。
1994 年 紫綬褒章受章。1999 年勲三等旭日中綬章受章。
ロボット工学の世界的パイオニア。不気味の谷現象発見者。ロボットコンテスト創始者。
この間、1972年より40年以上にわたり、
後藤榮山老大師(現在、臨済宗妙心寺派龍澤寺専門道場師家)に師事して、
禅のみならず、仏教一般も学ぶ。
「親子のための仏教入門」、「退歩を学べ」、「仏教新論」など近著多数。

主催:名古屋大学大学院工学研究科
共催:日本ロボット学会 ロボット考学研究専門委員会
   日本生体医工学会 未来のバイオメディカルデザイン研究会
            次世代内視鏡研究会

問い合わせ先:名古屋大学未来社会創造機構