私が勤務する大学は12月23日から1月9日まで授業がありません。
事務職員さんは12月26日から1月8日まで休みです。
生協食堂やスクールバスも休みです。
大学は冬休みモードに突入です。
ほとんどの文系の先生方は出勤しません。
一方、理系の先生方は真面目に出勤しています。
この違いは『研究室』。
理系の先生方は自分の研究室を運営しています。
研究室には学部4年生、大学院の学生さらにはポスドクがいます。
そして外部から獲得した研究資金で研究を行っています。
研究成果を出さないと、次の予算が獲得できません。
授業は休みですが、研究に休みはないのです。
のんびりしている暇はありません。
それでも理工系の先生は年末年始の五日間くらいは休みます。
大変なのは生モノを扱う医学系や生命系など。
動物や細菌にエサをやるために元旦も出勤します。
年中無休です。
理工系の学生は研究室の活動を通して勉強します。
最近流行の言葉でいうとPBL。
プロジェクト・ベースド・ラーニング。
真面目に取り組むと、学生はすごく伸びます。
残念な学生は残念なままですが。。。
研究課題に真面目に取り組む学生と実りあるディスカッションするために、生協食堂やスクールバスは休みでも、明日も明後日も出勤します。
来月から大学受験が始まります。
高校生はぜひ理系を選んで欲しいです。
大学入試は厳しいですが、夢のある人生が送れると思います。