ジャーナリストの金銭感覚はマヒしているのか? | ちっちの毎日

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正社員になれなかった56歳男性の厳しい貧困(東洋経済オンライン) - Y!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171109-00196136-toyo-bus_all

 

この記事の中に
経済的な事情などで高校を中退。正社員として就職した地元の中小企業の月給は、わずか十数万円ほどだった。
という文章がある。
 
この男性は私と同じ56歳.
40年ほど前に高校を中退,すなわち中卒扱いで企業に勤めれば,月給はかなり安いのは容易に想像できる.
しかし,私が大学を卒業した35年前の大卒初任給は一部上場企業で月給13万円ほど.
40年前に中卒者で十数万円の給料があるということは,大卒並みの給料があったということ.
 
一方,今の大卒初任給は20万円ほど,大学院(修士)修了で22万円ほど.
これを考えると40年前の『十数万円の給料』というのは決して安くない.
 
この『十数万円の給料』をわずか十数万円の給料と書く,ジャーナリストの金銭感覚がまったく私には分からない.
いくらだったら【わずか】じゃないのか?
このジャーナリストはどれだけの給料をもらっているのか?
金銭感覚が私とまったく違う.