前にも話しましたが新型のキャンピングカーベース車両のカムロード(ダイナベース)ですが燃料タンクが非常に小さい。前のモデルから考えると20L減りました・・・。ダイナ等のトラックでしたら長距離は余り行かないでしょうから60Lで十分かと思いますがキャンピングですと使い方が全く異なるので燃料タンクは大きい方が良いです。新型は燃費も良くなってるので・・・と様々なビルダーさんは言いますがウチのも含め(VANTEC・ZILノーブル)そんなに良いとは思いません。

 

キャンピングカーって一度乗るとそこそこの距離走ったり、冬場はFFヒーターも使います。FFヒーターも軽油を使うので余計燃料を食う。さすがに後ろに乗せる事が有る方は冬時期はFFヒーター付けっぱなしでは無いでしょうか?車の暖房だけじゃ寒いですしね。

 

僕も新潟とか長野とか静岡(関東ちょい超え)位まで走りますが、どっかで給油しないと帰って来れません(笑)もちろんガス欠や雪問題で通行止め等を食らった時用に携行缶は積んでいます。補給するのがまた面倒くさいw手が軽油くさくなるし(^^;)それが高速上ならただでさえ高い燃料が高速価格にもなっているので余計高い(笑)新潟行って無給油で帰ってくることは不可能です。(新型カムロード・4WD仕様です)乗用車みたいに15/L~20/L弱走れば60Lでも問題ないと思うのですが、いかんせんFFヒーターずっと使うと6.5/L~8/L程度でしょうか。平均7.2~3程度。2WDならもう少し良いかもしれませんね。

仕方ないところも有るんです。単純にタンク容量を減らしたわけでは無く排ガス規制の関係上、尿素タンク(アドブルー)を付けないといけないのでその分タンクを削ったと言う事です。ダイナだったら上にも書いた様に長距離移動が少ないと思われるのでそれでも良い。(良くない方もいらっしゃるかも知れませんが・・・)カムロードはキャンピングカー専用シャシーなのでタンク容量を増しても問題ないはずですがそこまでTOYOTAさんが乗用車程売れてない車両にコストを投入するとも思えません。キャンピングは長距離移動が多くなるので減らして欲しくない・・・と言う声がボチボチ上がってきています。

 

お仕事上、製品を作る事も出来るので前にも書きましたが”増量燃料タンク”を製作します!!ただ、そんな簡単では有りません。

法律も絡むし、強度やスペース、重量なども絡んできます。出来れば純正のタンク同品増量が良いのですがコストが掛かりすぎて難しいかも知れません。今現在、燃料タンク製造メーカーさんとの打ち合わせ中です。当店が金属加工をやってる強みですね。既存のタンクでは無く、一からの製作ですから他では作れません(^^)目指すのは90L~100Lです。

 

上記左は上部を伸ばし、右側の部分を手前まで広げます。図面通りに行けばですが・・・。

キャンピングカーは幅が有りますのでタンクとボディーのクリアランスが有ります。元々はダイナベースですのでボディーからはみ出ない様に設計されています。簡単に言いますとキャンピングの場合、タンクが奥まってると言う事です。

 

足回りもまだまだ改良の余地が有りますね。そのままの足回りだと跳ねちゃっうしバタバタするし・・・少なくともそれなりのショックは欲しいところです。コストが上がるから出来ないのも分かりますが・・僕が買ったときより50万以上、価格も上がってますしね。ウチのはSHADOUさんの足回りに変更しておりR側はコイルオーバーショック、F側は40段ショック・前後スタビライザーを装着しておりかなりバス的な乗り心地に(笑)なりました。それでも大きな変化です!!

物価高騰もこういう所にも出てますね。平均でも1350万ぐらい行くんじゃ無いでしょうか。。。😅そこにソーラーじゃ無いのリチウムバッテリーにするとか何を付けるとかってやると1500万位行きそうです(゚Д゚)乗り出しはもっと高い(苦笑)恐ろしいです。。

 

話は戻り、手前に出し上下に広げると言う加工をしますが補機類も少々弄ることが必要になってきます。そこまで弄ることが出来るか、内部処理や強度、当然取付ブラケットも製作しないといけません。作るなら適当な物、DIY的な物では無く“きちんとした製品”を作り、法律も車検も問題無い物。そこに関しては“純正同等”若しくは“純正以上”の品物にします。もちろん販売も検討してますので気になる方は是非今後のブログを見て頂ければと思います。(業販も可能ですので完成の際は各ビルダーさんお問い合わせ下さい!)

 

 

上下にも少し余裕が有ります。最低地上高も確保しないといけないので下げるだけでは無く上側にも持っていきます。

そうするとブラケット穴位置変更や工具が入る寸法を取らないといけませんし

内部部品も変えていかないと意味が無くなります。そこら辺はもう少し詰めた打ち合わせが必要です。

先日のキャンピングカーショーに行って新型等々色々見てきました。もう皆さん新型カムロードベースしか無いので、そこに合わせて製作してきておりますがほぼ何処のキャンピングカービルダーさんにも装着出来る仕様での図面製作を進めております。

スタンドに行く給油回数が減るだけでも大きな疲労軽減になります。もちろん時間ロスも無くなるし高速道路のお高い燃料を入れることも少なくなるのでは無いでしょうか?さすがに60Lは無いよなぁ・・・って初めから思っていて、なんとかしなければ!と思って製作に踏み切ることに致しました。

 

ある意味乗り換える訳では無いので新型の変わった点を見たいのと他のビルダーさんがどのように作っているのか、電気問題のハードルをどのように越えてきてるのか。等々も調査も兼ねて見てきました(^^)

台数が多かったので見るのも大変でしたが、主に見るのはキャブコンでバンコンやバスコンはへぇ~って感じでした。大きいのは使い勝手は良いと思うんですが現行のキャブコンを超えてくると色々と制限が掛かってくるので使い勝手が悪くなります。(全長5.2m前後)一番大きいのは駐車場問題。。。自宅の敷地内等に止める場合は良いんですが、出先でのコンビニやスーパーですと厳しくなると思います。ただでさえ平置き部分で入り口から離れた所になりますし、ウチの(VANTEC・ZILノーブル)でも一応枠内ちょい鼻先が出る程度で止められます。バスコン等になるとコンビニは大型駐車場が着いてれば良いですが、関東圏ですと少ないのも現状です。スーパーなんかは納品車以外大型で来る人も居ないのでは無いかと思います。決まったところにしかいけないのと高速道路も料金が変わったり止めるところも大型車用枠になりますし・・・難しいですね。。。

 

 

 

 

キャンピングカーショーをお休みの日を使って見に行ったので、帰りは既におやつ時間ぐらいに(^^;)朝ご飯も食べてなかったので千葉県のそこそこ有名なお寿司屋さん”やまと寿司”さんに行ってきました。鮮度も良く美味しいので、たまーに行きます。木更津の方なので帰りはアクアライン経由でパーキングに少し寄って少し仮眠させて貰って(渋滞時間帯だったので・・・)スイスイ帰れました☝こう言う事が出来るのがキャンピングカーの醍醐味!と僕には思えます。

 

今回の展示会は幕張だったので比較的近場(^^)お出かけ(一部お仕事ですが・・・)はゆっくり出来ました。話はそれてしまいましたが新型カムロード・増量タンク製作の件また進展が有りましたら載せますのでご期待下さい。


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