こちらもショップ様からのご依頼です。ハーレーのクランクケース溶接ですがクラックが入って居ましたが、どのくらいくっついてるんだろ?開先は取れるのか?と見ていたらパキッと割れてしまいました。そのまま溶接をしても強度が下がるだけなので肉を盛り上げて整形していく事にしました。

アルミ鋳物 修正

このエンジン、ハーレーのエンジンらしいのですが鋳物で古いと巣穴が結構有ったりしますので綺麗に溶接が出来ない場合もあります。ブローホール(巣穴)が多いと強度が下がりますので削り取っては溶接、、、を繰り返さないと行けない場合も御座いますし熱を入れすぎると歪みの原因にもなる。歯がゆい所ですが上手い所で作業を進めていきます。割れた時の写真を取るのを忘れてしまいました。。。

アルミ鋳物肉盛り溶接

何となくここが割れたんだな。。。と言うのが見えると思います。肉盛りして通し穴を開けて整形していきます。最終的には細目のサンダー等で磨いていき軽くバフがけして完成です。掛けてしまっていてはしっかり閉める事が出来ませんので直した方が良いと思います。これも同じく締付け確認をして発送準備に掛かります。

溶接修正 アルミ

割れ・掛けアルミでも鉄でもステンレスでもお気軽に相談下さい。デブコン等で補修後の溶接修正は既にマイナスの状態ですので料金が上がります。補修をお考えでしたら取りあえず作業は控えた方が正解です。

 


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主に、ご依頼頂いた修理のご紹介や、金属加工・溶接などの作業例やその他キャンペーン情報(お得情報)やご案内などを投稿したりしております。
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オートバイ・メンテナンスプロショップ

『テクニカルサービス』
〒351-0101  埼玉県和光市白子1-13-1-1F
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HP http://ts-g.sakura.ne.jp/   


サイドスタンドを短く、そして安定感のある弊社オリジナル極厚幅広底板へ変更。極厚底板はオプションです。90%のお客様はこちらを選びます。サイドスタンド加工をされるお客様の殆どはスーパースポーツでは無いので、このように大きな底板の方が好まれる傾向にあります。



スポーツの場合は、この板を使うとおかしくなってしまうので使わないことが多いです。ここまで分厚いと溶接もそれなりに大変なんです。パイプの厚みと底板の厚みは、倍以上違う場合も多々。底板より厚いパイプはほぼ有りません。板厚違い。しっかり溶接機の電気を合わせて溶け込ませないと、接合部が割れます。溶接での板厚違いは少しコツが要ります。想像して頂くとお分かりかと思いますが、薄い方が簡単に溶け厚い方はなかなか溶けない。厚い方も溶かさないとしっかり接合出来ない。と言うことです。俗に言う”くっついてるように見える”だけになってしまいますね。それなりのパワーの有る溶接機じゃないと出来ません。DIYで付けることは難しいでしょう。(薄物ならなんとか付きます・・・)



元々の足かけ部分も切ってしまいますので、底板だけですと足かけが無くなってしまいます。せっかく足かけを作るならやりやすいように作り替える事もご提案します。さらに当社の小さな気遣いとして、”ただの棒”だけでは無く、出しやすい角度にする為のこの曲がりです。プラスアルファで、これもオプションになりますが先端部分をステンレスに変える。そうすることで先端が錆びる事が防止出来ます。どんな塗装をしても足裏で出しますので砂等ですぐ削れます。削れて錆びてしまっては美しさを保てません。先端部塗装が禿げたとしても錆びません。棒部分は鉄材なので錆びます。短ければ棒部分もステンレスで制作することも可能です。長いと異種金属溶接となり、強度が落ちるのでお勧め出来ません。



ステンレスボールを溶接する際は曲げる前に旋盤でセンターにボールを乗せられる受けを作り外周部分は少し斜めに落とし溶け込ませやすいように加工します。単純にボールを付けるだけではありません。ズレると格好悪いですしね。



溶接で多いのは切って付けてくれれば良いんです。と言うご質問。言葉で言うと簡単切って付けるのが物作りですからね。でもそんなに簡単では無いし行程も色々あります。汚れや錆、塗装の除去、溶接機の選択(TIGかMIGかMAGかそれとも・・・)溶接前の下準備(摺り合わせ、開先、角度確認)、そして溶接後の再確認、焼けやスパッタ落とし、鉄材なら塗装やメッキ等の防錆処理。やること沢山。サイドスタンドも付いたまま切って角度も適当で溶接してそのままスプレー吹いて完成!なら話は早いんですが、そうも行きません。



まず車両に付いたまま角度をある程度合わせて切る。この時点で地面との平行を計る。

車両から取り外しピッタリになるようにサンダーで摺り合わせる。

もう一度車両に借り付けして角度を見る(ここ2回程度やる場合もあります)

サンドブラストで既存の塗装を剥がす。開先加工をする。

今一度装着する。溶接前には大きな電気が車両にも走るのでマイナス端子は絶対に外す。

(ドラレコや後付部品の何かがリセットされることがあります。御自身で再設定をお願い致します。)

予熱を入れる。仮止めをし再度位置・角度確認。やっと本溶接。

熱が冷めたら取り外しスパッタや焼け取り。

再度サンドブラスト。

塗装2回~3回・グリスアップ等をして取付・完成という風に言葉で書くだけでもこれだけ有ります。

切って付けるだけですが簡単では無いこと、決して安く(2~3000円など)は無いことだけ付け加えさせて下さいね。



話は戻って底板溶接が終わったら、足かけ部、曲げ部分の角度を調整して曲げていきます。上げた時、下げた時、車両が傾いた時使いやすい位置関係かを確認。足かけ部のみ作業台で先端ボールの溶接、そしてサイドスタンドに仮止め。位置確認、そこで今一度外します。作業台にて足かけ部の本溶接、また借り付け、全ての確認、サンドブラストをして脱脂、塗装をして取り付けて完成。意外と長い道のりです(笑)塗装はサービスでラッカーで塗ります。もちろんパウダーコートなどの塗装もお受け致しますが塗装屋さんに出しますので、納期が大きく変わります。弊社で塗る場合、塗装以外はクオリティーは落としません。塗装はサービスですし、プロでは無いのでお許し下さい。さび止めという意味合いで塗っています。



そんなこんなでお客様から角度のご満足と操作しやすくなったとのお言葉を頂きました。有り難う御座います。サイドスタンドは最低でも1日2回は使うでしょうから結構重要ポイントです。使いにくくて乗るのが嫌になる場合も有りますしね。ショート加工だけでは無く足かけ部の変更や底板の変更のみもお受け致しますのでご相談下さい。


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