昨日に引き続きBye summerについてつらつら…
夏というのは何やら記憶というイメージを喚起する性質があるのか、この歌も行く夏を追憶する歌なんだけど、毎回聞いていて涙してしまうのが、ラスト近くの2回繰り返される
우리를 닫는다
私たちを閉ざす
というフレーズ。
IUにしか出せない超絶伸びるハイトーンボイスが心臓を串刺しにしてしまう。
もう少し前から歌詞をたどると、
잘가 내 오랜 여름아 머뭇거리지 마
さようなら私の長い夏、ためらわないで
마지막 인사 대신 그저 널 안고 싶지만
最後の挨拶のかわりにただ君を抱きしめたいけど
멈춰버린 하늘에 별이 달리는 밤 내겐
영원 같았던
止まってしまった空に星が走る夜 私には永遠のようだった
우리를 닫는다
私たちを閉ざす
(얼룩이 진 얼굴로 뜨거운 목소리로)
しみのついた顔で 熱い声で
우리를 닫는다
私たちを閉ざす
(향긋한 웃음으로 일렁이는 목소리로)
夏が自分たちを閉じ込めて、その記憶が永遠に繰り返しリプレイされるというイメージは何やら胸を熱くするものがある。
このへんのイメージで思い出すのはやはりこの歌。
우리는 오렌지 태양 아래
私たちは オレンジの太陽の下
그림자 없이 함께 춤을 춰
影もなく 一緒に踊る
정해진 이별 따위 는 없어
定められた別れなんてないよ
아름다웠던 그 기억에서 만나
美しかった その記憶の中で会おう
Forever young
この曲にも
잃어버린 내 Summer Time
なくしてしまった私の Summer Time
멈추지 않아 춤을 춘다
止まることのないダンスを踊るの
처음부터 다시 쓰는 이야기
最初から もう一度書くお話
などという歌詞が出てきて、過ぎ去ってしまった記憶の中で永遠に繰り返される夏のイメージが呼び起こされる。
IU自身は夏は苦手という発言はあるけど極上の夏歌を歌ってくれているので同じく夏が苦手な者としてはこれらの曲があれば夏を楽しく過ごせるというものである。