今週見た映画
・「 乱 」
黒澤映画ですね。
殊、仲代達矢の演技はもの凄い!
役のためにどれだけの工夫と努力を積み重ねればいいのか、
トレンディ・ドラマ(死語?)とかでは岐度、決して見られない演技力。
舞台や映画の方が断然見ごたえを感じるのは、こういった演技があるからだと思います。
・「舞妓Haaaan!」
宮藤官九郎の脚本で面白いモノではありますが、
オイラ的には今一。
取り留めのない展開というか、おかしなキャラクターのてんこ盛り、奇抜な発想というか。
無駄なモノを全て寄せ集めただけって気がする。
「アメリ」や「地下鉄のザジ」のときに書いたことと矛盾してしまうんだけれども、
何か違うんだよねぇ。
もっとよく考えてみます。
・「ナルニア国物語」(ライオンと魔女)
世界三大ファンタジーの一つですけど、
見終わったときに、
だから何? 的な気持ちが残ってしまうんですよ。
「ロード・オブ・ザ・リング」に較べて童話に近い。
どうしても戦いがないといけないのかしら?西洋人のファンタジーには。
・「クリスマス・キャロル」(1970年・英)
先日アニメのを見たので今度はミュージカル版。
元の題名は「スクルージ」。
主人公の名前ですが、なぜか邦題は小説でも「クリスマス・キャロル」
スクルージ役の俳優さんは本当は30歳くらいだと思うのですが、
メイクで見事におじいさんちょっと手前になっている。
また、この人も演技がなかなか上手いんだな、これが。
・「 2001年宇宙の旅 」(1968年・米英)
大好きな映画の一つです。
最高のSF映画ではないでしょうか。1968年当時のSFXの技術がどの程度のものであったのか
詳しくは知りませんが、少なくともCGは使われていないわけですから、
この映画の映像は、とてつもないものだと思います。
宇宙ステーションやシャトルの中の動き、
また宇宙船ディスカバリー号やコンピュータ「HAL9000」なども素敵です。
装置がセンシティブであって、とても魅了されます。
カメラ・ワークがまたいい。
ドッキングシーンや宇宙から見た地球の映像など、あらゆるシーンの間が
執拗なくらいに必要な時間をかけてリアリティーにしてある。
音楽もご存じの通り、クラッシックの曲を効果的に、必要なだけ活用している。
ストーリーも
「モノリス」、「人類の知能の起源」、「コンピュータの義務」など幾つかの事柄について
真剣かつ問いかけ的に見るものに投げかけている。
「2010年」の方は映像的に芸術性が著しく落ちる。
監督、制作:スタンリー・キューブリック
脚本:スタンリー・キューブリック、アーサー・C・クラーク
出演:キア・デュリア、ゲイリー・ロックウッド、ダグラス・レイン