寒い日が続き
スーパーに行くのも
億劫で
空想ブランコの稽古だけに
没入したき心地
列車に揺られて
運び込んだ寒気の
通り過ぎるのを
期待するのは我なのか
鉄弦の上に手を弾かせては
美しさのみに沈み込んでいきたい絶望的価値観が
苛んで来る
瑠璃のカケスの鳴く声は
遠くに聞いているうちが良い
ふるさとは遠くにありて
忘れがち
水色のレースのスカーフに
信号待ちで目を奪われしは
いつの病か
年月に左右されない惚れ心で
ありたいかな
恥ずかしくて
もう見せられないこの体型と
脳神経類のシンプル化を
どこで捨ててしまおう
遮る壁のはかなきは
誰の仕業なるかは