朝から雨が降り続けているようだ。
一週間の疲れは
思っていたよりもひどかったらしく
昼の休憩時間に合わせてある
携帯電話のタイマーで目を覚ますと
日曜の空気は静かでしっとりとしている
故郷の空はもう梅雨を迎えるころだろうか
静かな空気の理由は
雨音が街の景色を紛らわせているのだろう
鳥たちが餌を探しに飛び廻れずに
木立にひそんでいるのだろう
夕べの酒は独りきり
何思うでもなく流し込み
酔いの夢見は思はずも
昔の女に気付かぬ振りで
すれ違い振り向きもせず
少し遅いが出掛け行き
街の舞姫眺め過ごすか