この世には
あまたに
人は住みけれど
まことに人の姿にて
生き抜くことの
むずかしさ
近く東に人のありて
柔く受ける術も知らず
ただひたすらに
当たり散らすを業として
傷の癒すいと間とて
待つを知らず
遥か西に人のありて
心通わす術知らず
内に籠りて
野辺の鳥を見ず
芥にまみれ
肥え蔓延りけり
政ただすべくは
ただ民の願いからのみ
産まれ出るを
はらからの
得るモノにすげかえられ続けるにつけて
力なき遠吠えのごとし
天上からの眺め
いかなものや