手渡せなかったマグ小犬のイラストのマグカップに毎朝コーヒーを煎れて飲んでいる。遥か以前に渡せなかった「誕生日プレゼント」がその目的をマイカップに変わってしまったものだ。もう何千回コイツと朝を過ごしたのだろう。割れることもなく毎日、顔を会わせる。そのたびにあの頃の苦い自分を思い出させる。そろそろ新しいカップを買った方がいいのかしら?雪のように白い砂糖を多めに入れて煎れたてのコーヒーを飲んでもらうために