Once upon time.

もうセピア色になりつつある　あのとき　あの場所・・・
あれからもう２年半になるのか・・・

いろいろなことがあったあの場所・・・
楽しいこともイヤなことも

いま　あの場所は静かに次の何かを待っている

いま　セピアに染まりはじめたあの時間を
また　天然色にすることが出来るのならば・・・

去年の今頃自分はちからいっぱい荒んでいました
ギターはなくなり・・・
商売道具のミキサーまでも・・・
挙げ句の果ては　JCM900　JC120も・・・

あのころ　ステージの機材は荒れ放題
モニタースピーカーは壊され
ドラムセットは傷めつけられ・・・
ココの機材たちはきっと世界で一番お酒を飲んでいたのではないかと
思うくらいに・・・
the TOPのLIVEチームは崩壊しつつあり・・・
ほぼ無法地帯・・・
若手スタッフがなんとかイベントを無理矢理入れているようだった

昨年の６月３０日を期限に退去命令が下っていた。
それは当然と言えば当然の話だった・・・

the TOPのオーナーチームはすでに店の経営を立て直そうともせず
家賃の滞納額はもう普通では考えられない金額だったそうだ・・・

いま思えば去年の今頃から自分にとっての自分史上最悪の期間が
はじまったのかもしれない・・・

仕事関係もライブハウスに関わって来ていたため
少なくなり４月５月に入ってからは・・・ほぼ皆無・・・

６月３０日までに機材等をすべて撤去する
のこされた楽器・機材を出来るだけ救出しようと計画を立て
６月２９日までになんとか救出することにしていた・・・
実際には作業は３０日までかかったが・・・

その後あの場所は・・・管理会社により施錠され・・・

何度かビルオーナーといろいろなやり取りをしたのだが・・・
あの場所を借りるには至らなかった　いや　至れなかった・・・

あれからそろそろ１年が経つ

自分の企画イベントから離れて・・・２年・・・

あの場所から音楽が響かなくなって１年が過ぎようとしている

いまあの場所があった街はあの場所がどうなるのか
気になりはじめているとも聞いた・・・

週明けには夏至がくるそんな日に・・・

少しだけセピアの時が色づきはじめそうな・・・

Don't look back !

Help!

Please Please Me 

While my guitar gently weeps