こんばんは
連休が充実していた
『てち』です。



さて、今夜は
みなさまお待ちかねの
子鬼物語。


こっちのキャラも
際立ってきましたからね。


将来、きっと
子鬼さんは
嫁に苦しむこととなるでしょう。


さて、
本題に入りましょう。


ある晴れた日のことでした。

こんな日は
きまって畑にでかける鬼姑さま。


いつものように、
親分気取りで
Cさんを引き連れていきます。

それは、
自分が楽をするためです。



畑仕事というよりは
ぼーーーーっとーしている鬼姑さまのところへ


子鬼ちゃんの旦那
つまり、娘婿がやってきました。


Cさんが挨拶をすると
返事もしずに 小鬼婿は
鬼姑に話しかけていたそうです。


聞こえなかったかな?
と、思いながら
Cさんは作業を続けていたそうです。


しばらくすると、
小鬼婿、
『お母さん、ジュースあるけど飲む?』
と聞いたそうです。


鬼姑は、
『飲む飲む!!
喉カラカラだったんだわ!!
ありがと!!』

と言って、
ゴクゴク飲み干したそうです。


Cさんは、
別にジュースが欲しかったわけじゃないけど
自分も一緒に作業してるのになぁと
思ったそうです。


でも、まぁ、
嫁の親なんだし、
そんなもんかと思ったそうです。


一通り作業が終わり、


畑まで歩いてきた鬼姑とCさんを
小鬼婿が家まで車に
乗せていくことになったそうです。


車に乗り込むと
小鬼婿が
『お母さん、ジュースもう1本あるけど飲む?』
と、聞いたそうなんです。


そこで、Cさんは
カチン!ときたそうです。


そりゃそうでしょ。
さっきは1本しかないならと
仕方ないわ
と思っていたのに、
あったんですもの。


しかも、鬼姑
『え!そうなの!飲む!飲む!』
と言って、また一気に飲み干したそうです。


私は耳を疑いました。
Cさんに、聞き直しました。

『え!?2本とも飲んじゃったの!?』

そして、
『普通、身内は後回しで
先にCさんに声かけるもんだよね』
と、確認してしまいました。


今まで、
子鬼の婿は
ほんとにいい人だよ~!
と、散々聞かされていたらしいのですが、

その件が決定打になり、
今までも???と思うことは
多々あったらしいのですが


Cさんは鬼姑に
『あんたは
婿さんのことを
いい人いい人って言うけど
そうでもないね』
と、言ったそうなんです。



すると、
それが小鬼に伝わり
さらなる事件へと
発展したのだそうです。


(つづく)