『いやーん、もお』



と、変な叫び声をあげているのは
病院の診察室にいる
鬼姑さまです。



CTをとるために
血管を確保しているのですが
血管が逃げて逃げて
うまくつかまえられないのです。



気持ち悪い声をあげながら
『ごめんねぇ、
先生たちにも迷惑かけちゃってぇ』


と、心にもないことを言っています。


結局、血管を確保できず、
ベットの上でとることに。



診察室からでてきたとたん、
『これみてーー!
こんなにブスブス刺されて!』

と、そのあたりにいる人たちに
見せびらかしています。



文句いってんの、
絶対中に聞こえてるぞ。




病院の付き添いも、なんだかんだと
五年目に突入です。



でも、肝臓の方は
まだ2年しか経過してないから
まだまだ通院は続きそうです。


ガンの経過観察は
最低でも5年あるもんね。



それにしても、
スキルスガンを吹き飛ばし、
肝細胞ガンさえはね除け


なんて丈夫な宇宙人なんでしょ。



宇宙人の体には
特殊な抵抗力でも
あるのかしら。



ぜひ、解剖して
地球の未来のために
役立ててもらいたいわ。



そろそろガンでも再発しないかしら。
毎回、病院に来るたびに
そう願ってしまう私は
完全に鬼嫁化してきてるわね(笑)



若い頃は
そんな気持ちをもってしまう自分に
自己嫌悪だったけど、



これもあたし。



自分で自分を
受け入れられるように
なりました。



だって、
そう思うのは
仕方のないことなんだもん。



よーするに、
開き直るという技を
身につけたわけです。



こうして
私もスキルアップしてきたのね。



鬼姑の旅立ち
いつになったら
ブログに綴れるのかしら。



他の同居ブログの方は
亡くなってみると~
なんて書いている方もいて



なんてうらやましいんだ!!

と思います。


うちのご近所に住む
意地悪バーさんたちも
次々と旅立ち、


あそこのお嫁さんいーなーーー。

って、本気で思っているのに。



なぜ、うちの宇宙人は
こんなにも頑丈にできているのだろう。


特殊金属か?


レアメタルでできているのか?



そんな鬼姑も今年で75歳になります。


まだまだ暴走は
止まりそうにありません。



ちーーーん(>_<)